三重テレビ『ハピ3!』2012年5月26日放送

初夏の訪れを告げる『伊勢えび祭』!
『じゃこっぺ踊り』や勇壮な『伊勢えびみこし』、伊勢志摩のうまいもん市も開催され、さらには伊勢えびの入った『長寿汁』も!
町全体が大いに盛り上がります!

ハッピーな休日のお出かけのお手伝いをさせていただく、『ハピ3!』のコンドウです。
今回は、伊勢えびの町・志摩市浜島町で6月2日に開催される『第52回 伊勢えび祭』をご紹介いたします!


『伊勢えび祭』とは、昭和36年に始まった、初夏を告げるお祭りです。
伊勢えびが禁漁期となる6月に開催することで、伊勢えびをはじめとした海の幸への感謝と豊漁を祈願。
毎年6月の第一土曜日に、浜島海浜公園一帯で行われるのでございます。
人口およそ5000人の町に、3万人ほどが訪れるほど、賑やかで活気のあるお祭りなんですよ!

三重県志摩市浜島町浜島

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中でも人気の出し物は、阿波踊りをベースとした創作の『じゃこっぺ踊り』。
『じゃこっぺ』とは浜島地方で「海老の稚魚」のことで、小エビが飛び跳ねる様子を表しているのだそうです。
当日は飛び入りで、みなさんと一緒に踊ることもできますよ。


伊勢えび保存会会長の濱口久雄さんに見せていただいた、伊勢えびのご神体。
体長6.5m、重さ450kgもあり、祭壇の一番上に飾られるのだとか。


こちらは体長5.5m、重さ500kgもある、男子用の『伊勢えびみこし』。
最初は紙で作られた、簡単で軽いものだったが、現在のものは、FFP(繊維強化プラスティック)を中心に作られていて、骨組みもなんと鉄骨が入っているんですよ!
一回り小さな、女性用みこしもあるそうです。


『伊勢えび祭』では他にも、伊勢えびの半身が入った味噌汁『長寿汁』や、伊勢志摩のおいしいものをギュ~っと集めた『うまいもん市』も開催いたします。
会場はどちらも浜島海浜公園。
こちらも楽しみですねぇ。

後世に残したい三重のお祭りとして人気の高い『伊勢えび祭』。
ご家族で『じゃこっぺ踊り』を踊ってみてはいかがでしょうか。
6月の第一週目の土曜日をお忘れなく!