三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート!」2012年6月3日放送

駅前ビルのアスト津の北側から三重県庁の下までの『津駅前ストリート』!
清掃活動やまつりの開催などなど…かつての賑わいを取り戻すべく、飲食店や事業者が立ち上がりました!

今年4月8日、津駅東口羽所町通り周辺にて『津駅前ストリートまつり』が開催されました。

『笑顔がつどう!笑顔がつながる!津駅前』をテーマに、縁日屋台や津グルメなどの物産販売、特設ステージでのショーが行われ、予想を上回る人で賑わいで大盛況!
なんと来場者は3万人以上だったそう!

この『津駅前ストリートまつり』は、津駅前をもっと活気ある町にしようと始めた取り組みの1つで、今回は記念すべき1回目でした。


このお祭りを企画・開催したのが、『津駅前ストリート倶楽部』のみなさん。
『津駅前ストリート倶楽部』のスタートは今年の1月で、現在の会員数はおよそ80名。
かつての賑わいを取り戻す兆しを見せつつある、津駅前エリアの飲食店、事業者が立ち上がりました。
ちなみに『津駅前ストリート』の該当エリアは、駅前ビルのアスト津の北側から三重県庁の下までだそう。


『津駅前ストリート倶楽部』代表 青山春樹さん

青山「昨年の夏頃から、JCや商工会議所青年部の後輩たちが、駅前に出店をはじめたんです。
その流れの中で、『会を作って駅前を活性化しよう』という話が盛り上がってきたんです。
また、今のうちに活性化しなければ…という危機感もあったため、通勤で津駅を使う方にもお店に来てもらえれば、と思い活動を始めました」


『津駅前ストリート倶楽部』の活動の一つが、月に1回行われる、津駅周辺の清掃。
清掃活動は、人通りが少ない午前7時30分からスタート。
毎月、エリアを変えて、集中的にゴミ拾いや清掃を。
こうした地道な活動が、グループとしての基礎を作っているんですね。


参加者は、飲食店経営、美容師、薬局勤務…世代も職種もさまざま。
しかし、参加者のみなさんは、
「仲良くなれるし団結できる!」
「人のつながりができて、近所のお店の人たちと、気軽に話せるようになりました」
と、活動を楽しんでいます。


清掃活動後は、会員さんのお店から、アイスコーヒーの差し入れ。
作業を終えた後の、ほっと一息の時間。
これが会員の繋がりを深めているようです。

それではここで、『津駅前ストリート倶楽部』の会員のお店をいくつかご紹介!

『すし処 瑞雲』
津駅前に店を出して8年の、伊勢湾でとれた新鮮魚介類がウリのお店です。
ランチも1000円とお値打価格で、握り寿司がメインの日と海鮮丼とうどんがセットの日の、日替わりとなっています。

ご主人の服部幸浩さん「街を盛り上げようというお話をもらって、是非参加しようと思いました」


『暖時や(くつろぎや)』
洋風テイストの居酒屋で、店内は主人が愛するビートルズのジャケットやポスターでいっぱいです。
もちろんBGMもビートルズ。
こちらもランチ営業があり、メニューも豊富です。

ご主人の服部義広さん「ちょっとずつ『津駅前ストリート倶楽部』という名前も知れてきたので、もっといろんな活動をしていきたいですね」


カイロプラクティックの『KCSセンター』

院長の奥井教央さん「今までは同じ業界の人としか繋がらなかったのが、全く違う業種の方たちと接点ができたことで、とても刺激になっています」


『UDON DINING空麦』
こちらは1年前にオープンしたばかりの讃岐うどん店。
香川県産小麦「讃岐の夢2000」だけを使用した自家製麺が自慢。
出汁は無添加で、素材にもこだわっています。


左:『UDON DINING空麦』オーナー 川島一平さん
右:『津駅前ストリート倶楽部』理事 堀口昌代さん

川島「以前は、飲食店の方々は商売敵という目で僕を見ているのかと思っていました。
ストリート倶楽部入会したら全くそうではなく、僕のお店を他のお客さんに紹介してくれたりと、とても協力的なのに驚きました」

堀口「やはり、みんな仲良くなれたのが嬉しいですね。個人的に知っていても、たくさんのメンバーと知り合えるのは楽しいし、実際話してみたら、全然イメージと違ったり(笑)
『津駅前ストリートまつり』の成功で、さらに絆が深まったと思います!」


4月8日の『津駅前ストリートまつり』で、大きな手応えを感じたメンバーたち。
『人が集まり』『人が笑い』『人に優しい』街づくりを目指して、これからもさまざまな活動を行なっていきます!