三重テレビ『おっ!TV』2021年11月20日放送

今回は、松阪市の歴史と文化をたどります!
『松阪市歴史民俗資料館』にお邪魔しました!

今回は松阪市に来ています。
ここは『御城番屋敷』。
これから松阪市の歴史と文化を学びます!

 

お、こちらですね!
『松阪市立歴史民俗資料館』です。
古民家のようですが、それにしても立派な建物です。

 

なんだか不思議ですね。
家の中に家があるような感じになっています。
そしてこちらが『松阪市立歴史民俗資料館』の館長さん、川口朋史さん。
よろしくお願いします!

 

僕もう、何が驚いたって、入口から建物がすごいですね!

「はい。
こちらは明治45年(109年前)に建てられた建物です。
当初は図書館でしたが、昭和53年に衣替えをしました」

 

「そして現在は地域の歴史・文化を紹介しています」

 

いろいろ展示されていますが、このあたりは『松阪木綿』に関するものですか?

「そうですね。
江戸時代に商業都市として発展した礎となったのが『松阪木綿』です。
一度は、明治以降廃れていったのですが、この博物館ができるときに『松阪木綿を復活!』を一つの目玉として、ここが開館されたと聞いています」

 

そんな目標を掲げていたかいあり、松阪木綿は復活しましたね!

 

そして館長、松坂城といえば欠かせないのが『蒲生氏郷』!

「そうですね。
松阪の街を作った、蒲生氏郷ですね」

 

この人がいなければ、松坂城はなかったし、松阪肉もなかったかも?

「かもしれないですね!」

 

そしてこちらが今年4月にオープンした『小津安二郎松阪記念館』です。

 

こちらに若い方がいらっしゃいますよ!

「松阪産業文化部文化課の岩岡太郎と言います」

『小津安二郎』といえば日本映画界が世界に誇る『名匠小津監督』。

 

「はい。
松阪で青春時代を過ごし、昭和の初期から活躍された映画監督ですね。
特に有名なものとしては『東京物語』ですね」

 

『秋刀魚の味』とか『晩春』とかもありますね。

 

「あ、よくご存知で!」

こう見えても、わたくし、小津映画はほとんど観ています。

 

「こちらにあるお座敷は、昭和50年代のものが展示されています。
小津監督で言いますと晩年の作品がこのあたりの時代とかぶってくるものがあります」

このあたりに笠智衆さんが座っていたりしてね。

 

「こちら、一段上がっていますので、ローアングルが特徴の小津映画のように、ちょっと下がって撮影してみたら…もしかしたら、こう…」

なるほど!

 

・・・こうして、まだまだ、おっちゃんYouTuberの『おっ!』探しは続きます。