三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2013年3月10日放送

『ノルディック・ウォーキング』で足腰を丈夫に健康促進!
さらに歩いて地域を知り、みんなで仲良くコミュニケーション!

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みなさんは『ノルディック・ウォーキング』というスポーツをご存知ですか?
フィンランドで生まれた新しいウォーキングスタイルで、専用のポールを使用。
下半身だけでなく、腕、上半身の筋肉使う、全身エクササイズとして、今、注目を浴びているスポーツです。


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今回ご紹介するのは、津市内のノルディック・ウォーキングのグループ『レッ津!ノルディック!』のみなさんです。


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事務局長田村賢治さん(左)と会長の渡辺美代子さん

田村「お年寄りの方は歩行補助用という考え方があるんですが、フィットネス性が高いので、若い方も含め、幅広い年齢層の方が集まって楽しんでもらえれば良いな、と」

渡辺「よくお医者さんに『歩きなさい』と言われるんですが、歩きすぎると足腰に負担が掛かり、膝を痛めることがあります。そんな時に知り合い『ノルディック体験会』に参加したところ、『これはすごくいいな』と思ったのです」

実は渡辺さんは、『ゲンキみえ』で過去に紹介した『百寿グループ』の主宰者。
「百歳まで健康で元気に頑張ろう」を合言葉に、平均年齢70歳のみなさんが健康体操教室を開催している超ウルトラスーパーゲンキさん!

そんな渡辺さんが、『レッ津!ノルディック!』の主宰をつとめ、若い田村さんが事務局長としてノルディックウォーキングの普及に努めているんですね!


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昨年3月に初めて開催されたノルディック・ウォーキング体験会には、なんと100人が参加!
以来、津市の名所を含めたさまざまなコースを設定し、すでに10回以上のウォーキングを実施してきました。


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今回は津市内の『磨洞温泉 涼風荘』を出発する、約5kmのウォーキング。
とても簡単なスポーツなので、少し練習すれば、すぐに出来るようになるそう。
初心者用にレンタルポールもあり、なんと300円で借りることができます。
これはうれしいですね!

『レッ津!ノルディック』のみなさんが考えるウォーキングは、健康促進だけが目的ではありません。
歩いて地域を知ってもらうこと、みんなで楽しくコミュニケーションをとること・・・これが大切なのです。


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なんとウォーキングの途中で白鳥に遭遇!
ちょっとうれしいハプニングですね。


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参加者は初めての方から、10回以上も参加している方と、さまざま。
涼風荘の伊藤真司さん(左上)は親子での参加です。

「ダイエットのために始めました」
「ひさが痛まずに歩けるので嬉しい」
「足よりも腕に効きます!」
「たくさんお人と歩くのは楽しいです!」

きばらず楽しみながらエクササイズ。
これがノルディック・ウォーキングの魅力なんですね。


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今回のゴール地点は久居農林高校の諸戸山牧場。
実習用に飼育されている動物たちに、ウォーキングの疲れを癒してもらおうという趣向です。

ヤギの他に、なんとダチョウまで!
ウォーキングをしながら動物に会えるとは、楽しいですね!

心も身体も健康になる1時間半の旅が終わった後は、みんなで食事をしたり、温泉に入ったりし、地域にも貢献していこうというのも大きな目的。


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今回の食事は『磨洞温泉 涼風荘』の『地底の楽園』で!
この洞窟は、磨き砂の採掘跡。
江戸時代から続けられ、残る歴史遺産を、こちらではお座敷として活用しているんです。


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この日のメニューはトマト鍋!
歩き疲れた身体に、温かくサッパリした鍋が染み渡ります。

現在は『レッ津!ノルディック!』という名前のとおり、津市内だけで活動していますが、既に菰野町や、外の市町村からも打診が来ているとか。
これからは外に向かって、さらに楽しんでいくそうです!

歩いて健康に。
みんなで楽しく。
そして地域もゲンキに。

いいとこどり満載のスポーツ。
それが『レッ津!ノルディック』のみなさんが考えるノルディック・ウォーキングなのです!!