三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2013年3月17日放送

商工会の建物を地元有志が共同購入し、交流の場づくり!
カフェやギャラリー、イベントや体験教室で地域を盛り上げます!

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鈴鹿市鈴峰地区は、椿大神社のお膝元で、伊勢自動車道・鈴鹿インターを下りたあたりの地域。
後ろには鈴鹿山脈が広がってます。


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今回ご紹介するのは鈴鹿市伊船町にある、コミュニティカフェ『サクラカフェ』を運営する『サクラカフェ・プロジェクト』のみなさん!

『サクラカフェ』がある建物は、もともと地元の商工会があったところ。
それを地元の有志13人が共同購入し、地域振興のために有効に使ってもらおうと、現在の店長である西尾さくらさんに、運営を依頼したのが始まり。

開店から今年で3年。
食事やコーヒーを楽しめるカフェとしてだけでなく、地域に密着したアートギャラリー、クラフト体験教室や水墨画教室など、様々な催しを開催するコミュニティスペースとして、地域に欠かせない存在に。
また、音楽ライブや雑貨市など、イベントの企画も積極的に行っているそうです。


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『サクラカフェ・プロジェクト』の代表であり店長の西尾さくらさんに、始めたきっかけをお聞きしました。

西尾「私が地域の夏祭りで歌を歌ったりイベント係をしているのを知った、合同会社の方に声をかけてもらって、ここを普通の喫茶店ではなく、人が集まって来る『何か』をして欲しいと言われたのがきっかけです。
カフェを始めてみると、一人暮らしのお年寄りの方も寄ってもらえて、健康状態を意識しあったり、情報交換の場になっているのが嬉しいですね」


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若い人はもちろん、年配の方の常連さんも多く、交流の場、情報交換の場として賑わっています。
中には、毎朝コーヒーを飲みに来る人もいるそうですよ!


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こちらは11:00~14:00に注文可能な、自慢のカフェメニュー『ベジデミオムライス』。
トマトソースベースで、セロリ・タマネギ・ニンジンをたっぷり使い、水分はまったく足していないそう。
小さなお子さんにも、野菜をいっぱい摂って欲しいとの思いから生まれたメニューです。


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コーヒーはこだわりの自家焙煎。
コーヒーが苦手な人にも大丈夫なように、苦味をおさえつつも、香りとコクを引き出しています。


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デザートは、卵やバターを使ったものの他、卵やバターなどを使っていないアレルギー対応のものも用意。
この日はモンブランと、アレルギー対応用にイチゴのタルト。
タルトのカスタードクリームは、豆乳や葛粉を使用しています。

これらのスイーツを作っているのは、スタッフの増田理恵さん。
彼女はもともとお客さんとして『サクラカフェ』に通っていたところ、スタッフに仲間入り。
お菓子づくりの腕を振るっています。


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この日『サクラカフェ・プロジェクト』で開催されていたのは、『飾り巻き寿司教室』。
参加している生徒も、先生も『サクラカフェ』の近くに住む人たちです。

今回作るのは、季節にちなんだ『おひなさま』。
ご飯には、出来上がりのデザインに合わせて、それぞれ食材をまぜて、色をつけていきます。


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細い巻き寿司をいくつも作って、それを組み合わせていきます。

包丁で切り、最後に、ゴマで顔を、海苔で扇子を、飾り付けして完成です!

地域密着型のカフェで開催する教室は、近所の人同士のコミュニケーションもとれるため、大好評!
この『飾り巻き寿司教室』にも、何度も通っている常連さんがいるそうです。

カフェで楽しめる体験教室。
参加者も先生も、ここでの出会いや人と人とのつながり、そして、新しい気づきを、存分に楽しんでいるようです。


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『サクラカフェ』で食事を楽しんだり、新しい楽しみを見つけたり、人と出会うことで新しい発展があったり・・・。

みなさんも『サクラカフェ』で、おいしい食事と、人との出会いを楽しんでみませんか。