三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年1月24日放送

かつての『楽市楽座』の賑わいを再び・・・!
松阪中心街の女将さんたちが、手に手を取って、観光に訪れるお客さんと地域の人々をおもてなしします!


松阪の中心。松阪駅。
駅前には、なんと7つの商店街があり、まとめて『松阪中心商店街』と呼ばれています。
まさに、松阪の顔とも言える存在です。
そんな7つの商店街の垣根を越えて、『松阪中心商店街』全体と、ひいては松阪という地域を盛り上げようと頑張っている人たちがいます。

それが『ミズ・ネットワーク松阪』のみなさん!
平成11年に結成されたこの会は、商店街の女将さんたちで結成されており、かつて松阪が賑わった『楽市楽座』を復活させることが目的。
そのために、さまざまな取り組みを行っています。

■おもてなし処『鈴の音』

中町・よいほモールにある空き店舗を利用した無料の休憩所。
営業は毎週土曜日のみですが、お茶の無料サービスや街中案内で、観光客をおもてなしします。
商店街の女将さん自慢のお惣菜や商品も販売していて、こちらは地元の方にも大人気だとか。

ここの人気は、何といっても体験講座。
『つるし飾り』など、手芸品づくりを中心に、女将さんたちがそれぞれの得意分野で先生となり、講座を開いています。
毎月第二土曜日、月に一度の開催ですが、これが話題となり、大勢の人が集まるようになりました。
飾りのひとつひとつも女将さんと参加者のみなさんの手作りです。

■おもてなし処『すずらん』

駅前にも『おもてなし処』が欲しい、という市民の声に応えて開設。
運営しているのは、駅前商店街の婦人部のみなさんです。
無料休憩に、観光案内、そして、荷物の一時預かりといったサービスも行っており、観光客のみなさんに、より快適に松阪を体験してもらおうと努力しています。

こちらのおもてなしは、お茶とお饅頭のサービス。
なんと、どちらも無料だそう!
お饅頭は、駅前の商店街のお菓子屋さんが提供してくださっていて、その名も『すずらん饅頭』です。

■おもてなし処『夢休庵(むきゅうあん)』

『ゆめの樹通り商店街』に開店している、お惣菜やお弁当販売の朝市。
第二、第三土曜日のみ営業ですが、開店時には行列ができる人気で、午前中には、ほとんどの商品が売切れてしまうとか。

なんと仕込みは前日の朝から!
大変ですが、商店街のお店を覚えてもらえることで、朝市ではない日にも、いろいろなお店に来てもらえるようになるとのこと。
商店街を知ってもらうことが一番大切なんですね。

他にも『ミズ・ネットワーク松阪』では、もっと松阪をゲンキにするために、さまざまなイベント企画を行っています。

お雛様の時期には、『松阪まちなかお雛さま祭り』を開催。
何と、松阪のまちなか100箇所に、雛人形が飾られるそうです!
これももちろん『ミズ・ネットワーク松阪』のみなさんの主催。

他にも、松阪が発祥の『松阪なでしこ』を広める祭りなども開催するなど、確実に女将さんたちのネットワークは、地域にゲンキの輪を広げつつあります。

華やかに。
明るく笑顔で。
そして何より楽しくゲンキに!
『ミズ・ネットワーク松阪』の女将さんたちのおもてなしは、これからももっともっと、松阪をにぎやかにしてくれるに違いありません!