三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2013年3月31日放送

年に一度、鈴鹿サーキットで開催される『鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デー』にブースを出し、さまざまな催しを実施!
モータースポーツを通じて、社会貢献と地域の活性化をめざします!

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ものすごい迫力と大観衆です!

こちらは年に一度、鈴鹿サーキットで開かれる『鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デー』。
今年も3月2日と3日、世界各国から豪華ゲスト、そしてマシンを招いて開催されました。


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F1、スーパーフォーミュラ、スーパーGT・・・さまざまなマシンの走行、そして有名ドライバーのトークショーなどイベントが盛り沢山!!


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そんな2万人以上のお客さんで賑わう鈴鹿サーキットで、ブースを出し、さまざまな催しを実施しているのが、『NPO法人 鈴鹿モータースポーツ友の会』のみなさん。
モータースポーツを通じて、社会貢献と地域の活性化をめざすNPO法人です。


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『鈴鹿モータースポーツ友の会』理事、中野能成さんに、会の設立のきっかけについてお聞きしました。

中野「鈴鹿市は全国でも他に類を見ない「モータースポーツ都市」というのを宣言したんですね。これはモータースポーツを通じて安心安全なまちづくりを推進していこう理念でして、これを受けて翌年、産学官の有志によって結成されたのが、前身となる『鈴鹿モータースポーツ市民の会』です」

そして平成23年に入会資格を全国に拡大したのを機に現在の『鈴鹿モータースポーツ友の会』に改称し、平成24年にNPO法人化したとのこと。

モータースポーツを通じて安心安全、そしてゲンキな地域づくりを。
そんな趣旨のもと、『鈴鹿モータースポーツ友の会』では、レーシングカートの体験走行会、市役所でのレーシングカー展示、交通安全の情報発信など、さまざまな活動を行ってきました。

その中でも、もっとも大きな取り組みが、鈴鹿サーキットで開催される、この『鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デー』への参加なのです。


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会の催しの一つが、『子どもモータースポーツ教室』。
先生は、イギリスF3選手権にも参戦した畑川治さん。
畑川さんは、1970年代後半にヨーロッパF3・イギリスF3 に挑戦した海外レース参戦のパイオニア。
引退後はレーシングカーの開発やドライバーの育成に心血を注いでいます。
今回の教室では、レース観戦をより楽しむためのルールや知識を教えてくれます。

畑川「こうした教室を開催することで、モータースポーツを大好きな子が育っていってほしいです」


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さらに『鈴鹿モータースポーツ友の会』のブースにいるのは、なんと、福山英朗選手。
福山さんは1978年のレースデビュー以来5度の年間チャンピオン獲得、ルマン24時間レースクラス優勝、日本人で唯一NASCAR参戦など輝かしい戦歴をもつ選手で、現在はテレビ解説でも活躍中。
実は『鈴鹿モータースポーツ友の会』の副理事長でもあったんです。


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そんな福山さんや畑川さん、そして若手のドライバーさんたちが参加する催しが『レーシングカー同乗走行』。
なんとプロドライバーが運転するレーシングカーに乗ることができ、本物のスピードが体験できるというもの!
ごらんの通り、大人気です!

福山「プロの本物の世界を見てもらって、子どもたちの夢、自分の持っている夢の距離を感じてもらいたい。努力すれば届くんだということを感じてもらいたい、という気持ちで企画しました」


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緊張の瞬間。
走行のスタートです!



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体験した子どもたちは、大興奮!

「もう最高!」
「最初はちょっと怖かったけど、加速とか丁度良くて、もう一度乗りたい!」
「安全運転で、運転手さんたちはすごいなと思いました」

などなど、心からモータースポーツを楽しんだ様子ですね!


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手に汗握るスピードと、興奮。
鈴鹿にとって、モータースポーツは大切な地域資産。

競うからこそ安全を追求する。
熱くなるから人をひきつける。

安心安全で、熱く盛り上がる地域へ。
鈴鹿モータースポーツ友の会の活動は走り続けます。