三重テレビ『ハピ3!』2013年4月6日放送

伊勢神宮の正式な参拝は、外宮から内宮です。
まずは外宮を参拝しましょう!
『豊受大神宮 外宮』は衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神です!

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『お伊勢さん』とも呼ばれ、親しまれている伊勢神宮。
正式名称は『神宮』です。
『神宮』大きく『内宮』と『外宮』に分かれていますが、外宮から先に参拝するのが正式です。
そこで今回は、『外宮』を紹介いたします!


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伊勢市駅を出て、400mほどの外宮参道を進むと表参道につきます。
『外宮』の正式名称は、『豊受大神宮 外宮』。
衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神です。

三重県伊勢市豊川町279

『豊受大神宮 外宮』
住所 伊勢市豊川町279
お問い合わせ 0596-24-1111(神宮司庁総務部弘報課)
詳しい基本情報はこちら!


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参拝するには、まず、手水舎で心身を清めます。
外宮の参道は左側を歩くのが、参拝のマナー!
鳥居をくぐる時は、一礼をしましょう!


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御正宮を参拝。
お参りの作法は、二拝二拍手一拝です。


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実は『御正宮』の建物は、内宮と外宮で違いがあります。
それは御正殿の屋根にある鰹木(かつおぎ)の数!
外宮は9本、内宮は10本なんです。
また、外宮は千木(ちぎ)の先端が垂直なのに比べ、内宮は水平に切られています。
このように、細かい箇所までしっかり見ながら参拝するのも、興味深いですね。


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この一見何気なく見える、平たい大きな石は『亀石』。
横穴式古墳『高倉山古墳』の入り口の石だったと伝えられています。


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御正宮に次いで尊いとされる、外宮の別宮『土宮(つちのみや)』。
さらに御正宮の南方の檜尾山にある、別宮『多賀宮』は、石段を98段、登ったところにあります。
檜尾山の麓にあるのは、別宮『風宮』。


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そしてご祈祷のお神楽や、『御饌(みけ)』を行う御殿、神楽殿(かぐらでん)。
鎌倉時代風の屋根が綺麗な建物です。

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そして、ぜひ立ち寄りたいのが、匂玉池のほとりの『せんぐう館』。
昨年の2月にオープンした、式年遷宮の資料館です。
神宮と式年遷宮のことが分かりやすく展示されていて、楽しみながら色々と学べます。
※『せんぐう館』
開館時間 9:00~16:30
入場料 一般 300円 小中学生 100円


最後に『神宮』に関するプチ知識。
他の神社にあって、神宮にないものがあります。
それは『狛犬』と『鈴』と『おみくじ』。
それは、神宮にお参りする事自体が大吉だからだそう!


10月の式年遷宮を前に、今こそ『神宮』へお参りに行きませんか?