「ふれあい」VOL.7 2008年5月号

公園や公共施設の花壇に花を植え続ける「四季の会」のみなさん
花があふれ、心なごむふるさとへ・・・もう一度来てみたいと思ってもらえる大紀町へ・・・
花を植えて町をゲンキにしようとがんばるみなさんです!

大紀町 花の会「四季の会」会長 縄手 ふきさん

私たちは、花の栽培や公共施設の花壇へ花を植えるなどの活動をしています。
雑草が生えたままの景色ではなく花が咲いているのを見かけると心がなごむ。
気持ちが晴れやかになる。
そんな思いから活動を行っています。

花壇に花を植えている「山海の郷紀勢」の皆さんやそこに訪れる人たちから、きれいねと言ってもらえるのが嬉しいですね。
私たちがやっていることが町に貢献している。そう実感できることが、やりがいにつながりますね。
まだまだ、花づくりに関しては素人の集団ですが、一人ひとりが楽しみながら活動しています。

山海の郷紀勢で持ち寄った苗を植える会員のみなさん
みんなが楽しんで参加できる

私たち四季の会は、みんなで仲良く活動していくことを一番大切に考えています。
現在活動に参加しているメンバーの皆さんも口コミで活動の話を聞いて参加してくれるようになりました。
「ここに来てみんなと話していると、お医者さんのお世話になることもなくなるね」
そんな風に言いながら、みんなで意見を出し合って楽しくやっています。

花壇の花を絶やさないように会員の方が代わる代わる苗を持ってきてくれるんです。
私が何をしようか悩んでいると会員の皆さんが率先して協力してくれる…。
だからこそ、今まで活動を続けてこられたのだと思います。

高齢になったときの楽しみづくりに挑戦したい

現在は、カリヨンフラワーパークに納品するために、マリーゴールドやメランポジウムを3000株ほど栽培しています。
会員の皆さんにも好評だったのですが、先日訪ねた名古屋港ワイルドフラワーガーデン「ブルーボネット」の研修で教えてもらった知識は活動にとても役立っています。

これからも学んでいきたいことは多くありますが、私たちが高齢になったときの楽しみづくりの一つとして園芸福祉にも挑戦したいと思っています。

今できることを精一杯やることが町の活気に繋がったらいいなと思います。みんなで楽しみながら活動することで、新しい仲間や、まちに咲く花が増えていけばうれしいですね。