三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2013年8月11日放送

地元産野菜、農産物加工品、果物、工芸品、パン、花、地酒、名張の銘菓、おみやげもの・・・などなど、名張の自慢の商品が満載!
高齢者や福祉施設のみなさんも商品づくりに参加し、地域の交流の場としても役立っています!

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昨年、名張市にオープンした『癒しの里 名張の湯』は、県内でも珍しい硫黄成分を豊富に含む療養泉としても認められるお湯が評判。
豪華な岩盤浴スパ、リラックスルームや焼き肉レストランなども充実して、1日楽しむことができます。


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そして今回ご紹介するのは、『名張の湯』に併設された『とれたて名張交流館』。
『まちの駅』として認定されているこちらは、名張の採れたて新鮮野菜や果物、特産品を取りそろえた産直市場です。


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なんとこちらは、自称『まちの駅』駅長の、亀井利克名張市長。
もちろん役目は、『とれたて名張交流館』のセールス。
そんな『まちの駅』駅長さんがオススメする商品をご紹介します!


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『伊賀米コシヒカリ』は2年連続『特A米』に認定。
つまりお米のナンバー1!

青蓮寺湖のぶどうもオススメです。
気候と土壌が合っているため、とても良い葡萄ができるそう。
青蓮寺湖のぶどう狩りは7月20~10月末まで。
まさに旬、真っ盛りです!

名張市が誇る地酒の数々。
酒米の『山田錦』の味が良く、気候が良いので、美味しい日本酒ができるとか。


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こちらも特産品のメロン。
青いシールの貼られた青玉は青い果肉、赤いシールの赤玉は赤い果肉ということで、お祝いなどにも重宝されるそうです。
メロンの販売は8月中旬頃からとのこと、楽しみですね!


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しかし頑張っているのは、市長だけではありません。
この『とれたて名張交流館』を支えているのは、農業や地域の産業に関わる、およそ200人の会員のみなさん。
ほぼ毎朝、商品を納入して、お客さんに新鮮と安心を届けています。
名張を思うみなさんの熱い気持ち、そして努力が、この交流館を盛り上げているんです。


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市場で扱っている野菜の中には、普段あまり目にすることのない変わった野菜も。

上は茄子の一種で『カプリス』というイタリア野菜。
生産者さん自ら、食べ方などを印刷して袋に貼っています。

下はいろいろな品種のトマト。
手にとってもらうお客さんのために、トマトの品種を明記しています。

「お客さんの反応があって、『美味しかったからまた買うわ』と言ってもらえるのが生きがい。この場所があって良かったです」
と、トマト生産者の山下マリ子さん。


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『ひきもと豆腐店』の挽本金市さんは、
「ここで売り切れると、家まで買いに来てくれる人までいます。ありがたいです」とのこと。


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こちらは『とれたて名張交流館』にトマトを出荷している鯨岡恵さん。
水を極力減らしているため、トマトの味が濃いそうです。

「基本的に農薬や化学肥料を使わないので、安心な野菜をみなさんに食べて貰いたいと思い、出荷しています」

地域のみなさんが『手間ひま』と『愛情』を込めた商品のひとつひとつが、お客さんを呼び込む大きな魅力になっているんですね。


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また、『とれたて名張交流館』は、その名前にもある通り、地域の交流の場。
福祉施設で作られた品々も、たくさん並び、農業・商業の活性化とともに、地域福祉を盛り上げていく場所にもなっています。

クッキーは『名張育成園』が運営する喫茶店『ポップ』で作られたもの。
クッキーの形は、利用者さんが動物型で抜き、今まではお店でのみの販売でしたが、今回初めて『とれたて名張交流館』に出品しました。

『犬用しか肉ジャーキー』は獣害対策から作られたもの。
袋詰め作業は、施設の利用者さんたちが担当しているそうです。


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こちらは今の時期、水菜と小松菜を納品している『アグリー農園』の井上早織さん(右)と森本爽加さん(左)。
井上さんは、自分が食べたい野菜を作る農家になるため、大阪から移住して来ました。

「自分たちが美味しいと思え、安心で食べられるものを作りたいので、今はサヤちゃん(爽加さん)をはじめとする障がい者の人たちと一緒に、支えあいながら頑張っています」

「買ってもらえると、とても嬉しいなあと思います」とサヤちゃんこと、爽加さん。

彼女が卒業した『伊賀つばさ学園』に作った野菜を持っていったところ、先生や生徒さんが食べてくれたことに、大きなやりがいを見出したそうです。


「『とれたて名張交流館』を拠点に、高齢者の方や、障がいを持っている方、健常者の方・・・みんなが交流を深めていって欲しいですね」
と、『まちの駅長』こと、亀井利克名張市長。


地域の交流の場。
名張の魅力を発信する場。
そして、名張を愛し、名張のために頑張るみなさんの、熱い思いが集まる場。

『とれたて名張交流館』は、そんなエネルギーにあふれるところ。
これから、さらに強く、光を放つに違いありません。