三重テレビ「ハッピー!エコCUTE」2010年1月30日放送

壊れたおもちゃを直してくれる出張病院!
子どもの笑顔があふれています。

桑名市長島町にお邪魔しています。
ながしま遊館の中におもちゃの病院が開業されているらしいんですよ。

丸山さんは平成9年におもちゃの病院をスタート!
開院当初は丸山さん一人での活動でしたが、
いまではおもちゃのリユース広場など活動の範囲も広がっています。

■「修理・治療を通じて、物を大切にする心を持ってほしい」
「資源の有効利用とゴミの減量」を目的に8つのボランティアグループで、
「三重・おもちゃの病院連絡会」を結成。
丸山さんはその会長を務めています。

「僕らは物のない頃に育ちましたので、自分で作るか、自分の手で直すかでした。
種類も少なかったですし、そんな思いでがあるんで。

おもちゃって言うのは子供の宝物だと思うんですよね。
成長するには絶対必要な物なんだけど、
あ~壊れてしまったんだと寂しい気持ちになるよね。
大人の都合で捨てられてしまうと、
気にいったおもちゃがなくなってしまって子どもがかわいそうですから、
みてあげて『どうしても直らないよ』って納得してもらえればいいですけど、
そうでなければ出来るだけ頑張って直してあげる。

ものを粗末にする気持ちがなくなって、
『人を思いやる気持ち』が少しでも増えればなって思って」
と、丸山さん。

今日はぷーさんのおもちゃと絵本の修理に来たそうです。
「ありがたいですね。助かります」

直った時のお子さんの笑顔をみるのも、嬉しいですね。
丸山さんの一番の楽しみは子どもたちの笑顔。

おもちゃが壊れて寂しそうにきた子どもが、
「直ったよ~」と言って渡す時ににっこっと笑う笑顔が、
励みになっているそうです。

ながしま遊館だけではなく、
ながしま町内では、二ヶ所でおもちゃの修理をしています。

持ち込まれたおもちゃは、
「できれば簡単に壊れないようにしてあげたい」とう想いから、
ほとんどはお預かりするという形になっています。

丸山さんはお子さんたちにとって頼りになる「おもちゃ先生」ですね!

これからもおもちゃを通して、
物を大切にするという気持ちをお子さんにどんどん伝えていってください。