三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年6月6日放送

今や津を代表するソウルフード『津ぎょうざ』!
ブームを作ったのは、われわれ『津げんき大学』だ!

『津市げんき大学』のみなさんと、実行委員長・岩脇圭一さん。
「とにかく津を元気にしたい!」というシンプルかつわかりやすいモットーを掲げ、津市を元気にするために活動する人を応援、仕組みづくりやネットワークづくりをしていく市民活動団体。
市民と行政が協働して企画運営、さまざまな職種の人が参加しています。

岩脇さん「津には四日市のトンテキのような名物がない。
 何とか『津といえばコレ!』というものを作ろうとみんなで考えていたときに、ふっと『津ぎょうざ食べたいな』 と(笑)」

ちなみに『津ぎょうざ』とは、巨大揚げぎょうざのこと。
1985年、学校給食のメニューとして津に誕生。
お腹がいっぱいになって、一度にたくさんつくるために考え出されました。

最初に津ぎょうざを作ったのは、『まつぜんフードサービス』。
げんき大学のみなさんが、学校給食のレシピを持ち込んで、強引に作ってもらったそう。
基本の給食の味を再現しました。

その味の記憶が津市民を呼び起こしたのか、2008年の津まつりでは販売前から行列が。
初日に用意した200個はあっという間に完売!

『津ぎょうざ』のルールは二つ。
皮は直径15㎝で揚げてあること。

ルールさえ守っていれば何でもありということで、販売店舗は一気に激増!

ちゃんこ料理店では具にちゃんこのスープを練りこんでいたり、パン屋さんではミートソース味もあったり・・・。

今や、餃子専門店はもちろんのこと、ラーメン店、焼肉屋、サービスエリア、海の家などでも販売されています。
『津ぎょうざ』は、地域を愛し、地域をゲンキにしようとがんばるお店の協力により、いまや着実に地域に定着しました。

なんと2010年5月、津ぎょうざを製造、販売するメーカーや飲食店が集まり、『津ぎょうざ協会』が発足!
これまで1グループの挑戦であったものが、いよいよ業界、そして地域をあげての取り組みへと発展しました。


※画像は2009年のもの

立派なご当地グルメとなった『津ぎょうざ』は、四日市のとんてき、亀山のみそ焼きうどんなどとともに、『三重県ご当地グルメ大会』などにも参加。

最初は思いつきでも、それが熱い思いとなれば、人々と地域を揺り動かすことができるのです!
地域を越えたグルメとゲンキのネットワークは、まだまだ広がります!!