亀山ラーメンをすべて食べつくす企画2日目！
肉の水炊き むかい、うえだ食堂、ときて、３軒めは、中国名菜しらかわ！！
亀山の商店街から少し離れた閑静な住宅街の一角にあるお店である。

中華料理店であるが、和風のちょっと高級感ただよう店構え。
これまで回ってきたところと雰囲気が違う。
が、派手な亀山ラーメンのノボリが「どうぞ〜」と手招きしているのだ（笑）。

店に入って天守の白川さんにご挨拶していると、引き戸が開く音が。
お客さんかと思って振り向くと、なんとなんと！サルシカ隊農作部の「ぽたけ吉川」さんではないか！！

聞けば、自宅がこのすぐそばで、白川さんところとお子さんが同級生。
きょう、ワタクシが来ると聞いて、わざわざお土産のネギをもって来てくれたのだ。

実はきょう、もうすでに３杯のラーメンを食べている。
これは救いの神なのだ！

「吉川さん、亀山ラーメンおすそわけするから！！　食べて食べて！　お昼食べて満腹でも食べて！」

みたいなことになった。
しかもこういうことになると彼女は遠慮しない。

「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」とテーブルにつくのだ。
こういうところがいい！

さあ、来ました、しらかわの亀山ラーメン！！
おお、匂いからしてこれまでのラーメンとは違う！！

ご覧ください、この彩りを！！
こちらのスープはピリ辛が売り！
しかもニラの香味がしっかりと効いている。

「他とはちょっと違う亀山ラーメンにしたくて・・・。
　ピリ辛でインパクトのあるものにしたんです。
　ポイントはやっぱりキノコでしょうか。
　さっと湯がいてあるだけ、素材勝負ですね。
　シャキシャキ感を味わってください」

店主の白川さんは熱く語る。
スープもしっかりと熱い。
食べるほどに汗が噴き出してくる。

うまい！！

ランチタイムを終えたところだったので、ご主人にも座ってもらって、リラックスムードでお話を聞く。
なんとご主人は、台湾、香港、中国本土で修行をした本格派！！

いまでも年に数回は渡航し、食材を仕入れ、また自分の舌と技術を磨いている。

吉川さんに手伝ってもらいつつ４杯めの亀山ラーメンを食べ終えると、厨房から奥さんがライスを手にして出てくる。

「スープにごはんを入れて食べてください。うちは担々麺でもみなさんそうして食べてますから」

もう腹は限界に近いが、そう言われると食べてしまう悲しい人間の性（笑）。

スープ飯をレンゲですくって口に入れる。
ピリ辛のスープとごはんの中に、大きな肉の粒がゴロゴロとある。

こちらの亀山ラーメンには担々麺のような肉のミンチが入っているのだが、その粒のひとつひとつが大きく、甘みがある。
しっかりと肉の味わいがある。
それがピリ辛のスープとごはんに合う。
めちゃくちゃうまいのだ。

「はいや〜！　もうダメ！！　もう何も入らない！！」

そう言った途端、ご主人はニヤリと笑ってデザートの杏仁豆腐を差し出す。

「これ自家製の杏仁豆腐です。
　ホント人気なんでぜひ食べてください」

うううう、これぞ美味地獄！！
ああバカバカバカ、白川さんのいじわる〜！！（笑）

などと言いつつしっかり食べるワタクシ。
そしてぽたけ吉川さん（笑）。

ああ、しっかりいただきました！！
本当においしかった！！

今度は他の料理もいただきにきますね！！！

というわけでごちそうさまでした！！

■中国名菜しらかわ
住所：三重県亀山市みずほ台14-318
営業時間：11：30〜14：00　17：30〜21：00
定休日：水曜日、日曜のお昼
亀山ラーメン：700円（1日限定10食）