三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2010年8月22日放送

四日市市で採れる選りすぐりの農産物を四日市ブランドとして認定し、それらを使った料理をつくるなど、四日市の文化をかたちにしていく活動を行っています。
また、活動を通して、四日市の素晴らしさを再発見し、「すごいやんねぇ、よっかいち」を合言葉に、地域を誇りに思う気持ちを養っていきます。

工業都市といわれる四日市。
しかし地域で誇れる農産物もたくさんあるのでは・・・?
そんな思いで立ち上がったのが、『まるごと四日市地域ブランド認定実行委員会』のみなさん!

『まるごと四日市地域ブランド』がスタートしたのは昨年8月。
地元の調理師を中心に設立され、現在のメンバーは10名ほど。
年に一回、『まるごと四日市地域ブランド認定実行委員会』が地域ブランドの認定をし、式を開催しています。

第一回の認定式では、完熟トマト『桃太郎』や桜地区のジャガイモ、卵の『竹鶏物語 竹っ鶏』、など14品目が選ばれました。

そしてさらに、四日市地域ブランド認定された農産物を使った、『ブランドメニュー試食会』を開催。
実はみなさんが、このようなスタイルで試食会をするのは初めてのこと。
しかも食材の可能性を試すチャレンジメニューが多いので、仕込みが大変です。
しかし、生産者の思いを食べる側に伝えるために、皆さん頑張っています。

四日市の食材をふんだんに使った『こにゅうどうくんのふる里メニュー』。

牛肉を使った『肉飯』は、四日市の郷土料理だそうです。
桜地区のジャガイモを使った『まるごとジャガ揚げバーグ』は、外はサクッと、中はもちもちです。

今回の試食会に牛肉を提供した加藤牧場さん。
こちらも『まるごと四日市地域ブランド』に認定されています。

加藤さん「我々は農作物を生産するプロ。
料理をするプロが、いかに美味しく『四日市らしさ』を出してくれるのか・・・生産のプロと料
理のプロが力を合わせて、四日市をまるごとブランド化していきたいですね」

生産者をイメージしながら食べることで生まれる絆・・・心を触れ合ってこその料理。
四日市の魅力まるごとをこれからも発掘してゆくみなさんの取り組みは、まだまだ続きます!