三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2014年3月30日放送

食べきれない自家製の野菜を朝市で販売!
お客さんの顔を思い浮かべながら野菜を作ることで、高齢者のやりがい・生きがいづくりにもつながります!!

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ごらんください!
この新鮮な野菜!
今回ご紹介するのは、伊賀市神戸のみなさんが自家用にと作っている野菜を販売している、朝市『かんべいきいき市』です!


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お客さんは、この市を待っている常連さんが多いそう。
自分のためだけでなく、娘さんや息子さんにも買って行くとのこと。


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「自家用野菜を作っている農家の方が多く、また高齢ということもあるので、
生きがいづくりのために朝市をはじめました」

と、『かんべいきいき市』を開催している神戸地区住民自治協議会産業部会
の部長・福山孝榮さん。

『かんべいきいき市』は伊賀市神戸地区で、平成22年にスタート。
地域のみなさんが、安心で、お値打ちな野菜を持ち寄り販売する青空市場です。
現在、メンバーは30人ほど。


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毎月第1土曜日、午前9時から神戸地区市民センター前にて、市を開催しています。
テントの設営から商品の搬入、陳列まで、すべて自分たちでこなしているんですよ!


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ピリッと辛い『わさび菜』や、壬生菜や水菜、寒くなるほどに甘味を増す『ちぢみほうれんそう』など、地元で採れた新鮮な野菜が、ところ狭しと並びます。
みかけはショウガのような『菊イモ』は、お漬物にするとおいしいそうですよ!


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なんと、『いきいき市』では海産物も販売。
お客さんが喜ぶものを提供したいと「干物」は紀伊長島、人気の「じゃこ」は、鳥羽・答志島から仕入れているそうです。


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午前10時。
いきなり後片付けを始めました。
なんとスタートから1時間で、移動販売へとチェンジ!


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やって来たのは神戸地区の住宅街、朝日ヶ丘地区。
現在は、こちらと、『きじが台』という2ヶ所の住宅街を巡回し、移動販売で、『かんべいきいき市』を開催しています。

同じ神戸地区内でも、住宅街では家庭菜園をやっている家が少なく
また住宅街の中には、お店も無いので『いきいき市』の新鮮野菜が人気なんだそうです。


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「地元の人が作っているから、安心して買えるので大好きです」

「高齢者は買い物に行くのが大変なので、近くに来てくれるのは、本当にラッキー。できたら月2回来てほしいです」

『いきいき市』が移動販売をすることで、喜んでいる人がここにもいます。

かつてはJAの前で、9:00〜12:00まで販売していたそうですが、お客さんが少なく売れ残ってしまったそう。
商品を持って来た以上は、売りたいということで、移動販売を始めたところ、お客さんが集まってきてくれたのだとか。


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上から、神戸地区住民自治協議会産業部会員の松田和秀さん、『かんべいきいき市』会員の松生みよ子さん、同じく会員の中嶋久仁子さん。

松田「固定したお客さんもいますし、みなさん楽しんでいるのが伝わってきます」

松生「これからの希望は、伊賀神戸の特産品を使った加工品を販売すること!
難しいけれど、ぜひ実現したいです」

中嶋「私たちが頑張れば、みんなも付いて来て、地域が盛り上がると思います。一人でも多く参加してくれるとありがたいですね」

みなさん、それぞれの思いがあるんですね。


家庭菜園で、作り過ぎるお野菜をおすそわけ。
買い物に来た人を、笑顔でおもてなし。
そして、みんなで和気あいあいと。

楽しくゲンキに、地域のきずなをより強く、より魅力的に。
『かんべいきいき市』のみなさんの活動は、これからもずっと続きます!