FM三重「ウィークエンドカフェ」2010年3月20日放送

今日のゲストは、NPO熊野ふるさと倶楽部の久保咲恵さんです。
出身は神奈川県の方ですが、東紀州のこと、熊野のこと本当によく知っている方です。
そんな久保さんが活動しているプロジェクトは 毎年4月に神川町で行われる神川ふれあい桜まつりにいくとよ~く分かります。
ここにはピンク色の旧中学校があるんですって!
草木染めやもちつき、おばあちゃんとの神川散歩、楽しいイベントがいっぱいです。

■どんなお仕事をされているのですか・・・?

農林漁業に従事している人たちが集まって出来たNPOで事務とコーディネイターをやっています。
これから熊野の体験ツアーを事業としてやっていこうと準備をしています。

特にいまやっているのは、体験するアイテムやトレッキングのコースを考えること。
特に通年楽しめるものを考えなくてはいけないので大変です。

■なぜ関東からこちらへ・・・?

亡きおじいちゃんおばあちゃんがこちらの人で、父のふるさとなんです。
だから子どものときから何度も熊野には来てました。
長い時だと、夏休みのあいだずっとこちらにいたこともあります(笑)。

ほんと楽しかったんですよ、新鹿の海で泳いだり、山に登ったり・・・。
神奈川に帰ると、学校の友だちに「すごいんだよ、熊野は!」って自慢してましたが、当時はいまと違ってまだ誰も熊野を知りませんでした(笑)。

だから自然とこっちにやってきたという感じですね。

いまでも感動する風景とかにいっぱい出会います。
こっちにずっといる人には当たり前のことでも、よそから来た私には感動するものが、まだまだたくさんあるんですよ、熊野には!

■どうやって体験アイテムを探す・・・?

地域の人との何気ない会話から、面白いものが見つかります。
楽しいですね。

今度、草木染めをやるんですよ。
おばあちゃんと歩いてヨモギをとるところからスタートです。

自分でとったヨモギで染物をするんですよ。
あとは杉皮で染物したり・・・。

あずき色のすごいキレイな色が出るんですよ!