三重テレビ『ハピ3!』2014年7月12日放送

三重の多様な自然と文化を取り入れた『三重県総合博物館 MieMu』!
400万年前に日本に生息していた古代ゾウ『ミエゾウ』の全身復元骨格を展示!

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今年4月にオープンした、三重県の新しい県立博物館『三重県総合博物館』、愛称『MieMu』。
自然・歴史・文化に関する、約42万点の資料を所蔵。
交流創造エリア・展示エリア・ミュージアムフィールドという、3つのエリアがあり、今まで以上に三重の歴史、文化などを楽しく学ぶことができます。


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『三重県総合博物館』学芸員・博物学の中村千恵さんに、夏休みのオススメ展示についてお聞きしました。

「一番のオススメは『でかいぞ!ミエゾウ!』という企画展。
ご家族みんなで楽しんでもらえると思います!」


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そんな『ミエゾウ』の全身復元骨格がこちら!
『ミエゾウ』とは1918年に三重県内で発見された古代ゾウ。
肩までの高さが4mほどあり、日本で見つかっている古代のゾウでは最大と言われています。


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『ミエゾウ』は全身の骨が全部見つかっている生き物ではないので、FRPと呼ばれる合成樹脂で復元しています。

見るポイントは、骨の色の違い。
色が濃いところ、薄いところ、滑らかなところがあるのですが、一番濃い色が、『ミエゾウ』の実際の化石が見つかった部分です。
常設で『ミエゾウ』を見ることができるのは、基本的にここ『MieMu』だけだとか!
基本展示室ではミエゾウの切歯の化石が展示されていたり、更に詳しく知る事 ができます。

●でかいぞ!ミエゾウ!〜化石が語る巨大ゾウの世界〜
開催日 平成26年7月29日〜9月28日(日) ギャラリートークもあり!
★講演会★
平成26年8月10日(日)13:30〜
参加費無料・定員100名(当日先着順)


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また、基本展示室では、『アケボノゾウ』の全身骨格標本も展示。
こちらは1954年にいなべ市藤原町で発見された小型の古代ゾウで、切歯の長さは1m37cm、肩までの高さは約2m。
『ミエゾウ』に比べて、進化していくと小さくなっていくのが興味深いところです。


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こちらは『こども体験展示室』。
子どもたちが『遊ぶ・楽しむ』ことを通じて、三重県の素晴らしさや博物館の楽しさを知ることができる、体験型の展示室。
おもちゃ箱のような楽しい工夫が施された展示に、子どもたちも大喜びです。


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他にも三重の色々な魅力が新発見できる展示がたくさんあります!


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野外学習スペース『ミュージアムフィールド』には、三重県産の石を使った『石のベンチ』が設置され、三重の地質について学ぶことができます。
さらにすぐ横の『観察の林』では、カブトムシなど、様々な生き物を観察!
芝生でお弁当を食べることもできるので、1日ゆっくり楽しめますね。


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楽しく学んだあとは『平治煎餅本店』へ。
『平治煎餅』とは阿漕浦に伝わる孝子平治伝説をもとに、昔ながらの製法で作られているお煎餅。
平治の『笠』をかたどっています。


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そして、今の季節にいただきたいのが、『平治くんアイス(バニラ味)』350円!
お煎餅にアイスを載せて食べるのがオススメです!


●平治煎餅本店
住所 津市大門20-15
お問い合わせ 059-225-3212
営業時間 9:00〜18:00
定休日 水曜日

『三重県総合博物館 MieMu』は駐車場がなんと無料!
時間を気にすることなく、1日たっぷり楽しんでください!