南伊勢町で、今年3月26日、総合型地域スポーツクラブ『みなみいせスポーツネット』が設立されました。

『誰でも気軽にスポーツできる環境づくり、スポーツを通して人と人をつながり、さらにその力が、ネットワークとなって、元気な町に』

との思いで、地元のスポーツ愛好家の人たちが平成20年からはたらきかけて、ようやく実現。

その設立を記念したスポーツイベント『わいわい体験フェスティバル』が、南伊勢中学校で開催されました！

競技スポーツからレクレーションスポーツまで全13種目。
小さな子供やおじいちゃんおばあちゃんも楽しめるように企画され、当初の予想を大幅に上回る400人が参加したそうです！

スポーツ種目のひとつ『ユニホック』。
氷の上ではなく、体育館の床の上で競技するホッケーで、気軽かつ安全なことから最近人気の種目だそう。
ユニホックのボールやスティックはプラスチック製なので、小さなお子さんでも安心です。

こちらは野球教室。
指導しているのは、地元の社会人の軟式野球チームのみなさん。
スポーツネットの呼びかけに賛同して、指導役を引き受けました。
中には甲子園出場経験者もいるそうで、教わる方も真剣です！

体育館では、バレーボール教室も開催。
『みなみいせスポーツネット』副会長の玉山美佳さんは、なんと中学時代、県の選抜に出場するほどの選手だったそうです。
しかし南伊勢町には小学生がバレーボールを教わるところがなかったため、そうした機会や環境を作りたいと思っていたとのこと。

南伊勢町にもっとバレーボールに親しみ、楽しめる環境を･･･それは玉山さんがずっと抱き続けてきた強い思いでした。
『みなみいせスポーツネット』では今後、バレーボール教室の開催も計画中。
玉山さんに続く選抜選手が、南伊勢町からぞくぞくと誕生するのも、遠い夢ではありません。

この日は、地元の商工会青年部のみなさんも、昼食販売などの協力に駆けつけました。
『みなみいせスポーツネット』だけでなく、地域をあげてのイベントとして盛り上げています！

南伊勢町をもっと好きになりたいから。
健康で笑顔であふれる町にしたいから。
『みなみいせスポーツネット』は、地域のみなさんと共に走り出しました！