三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2014年10月26日放送

『第一次産業振興』と『農漁村地域活性化』を大きな目的に、地元鳥羽志摩
の農水産物の魅力を発信!
地産ビュッフェレストランでは、鳥羽の地元食材をぞんぶんに味わえます!

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『観光地鳥羽が誇る海の幸、山の幸をおすそわけ』。
そんなテーマを掲げて今月10月14日、鳥羽駅前にオープンしたのが、農水産物直売所と地産ビュッフェレストランの『鳥羽マルシェ』です。

運営するのは、鳥羽志摩農業協同組合と鳥羽磯部漁業協同組合が立ち上げた『鳥羽マルシェ有限責任事業組合』。
鮮度抜群のおいしさと、鳥羽の魅力を発信しています!


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まずは店内をご案内!
新鮮な野菜が、たくさん並んでいて、しかも安いです!
これからの季節にぴったりのサツマイモもあります!


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海に面した鳥羽だけに海産物も自慢の品揃え。
答志島など離島でとれた活魚はもちろんのこと、干物などもずらりと並んでいます。
伊勢海老はこの日1kg6500円。日によってお値段は変わるそうです。


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そしてこちらはなんと、鳥羽の海の幸、山の幸が味わえる『地産ビュッフェレストラン』!
鳥羽の地元食材をふんだんに使った郷土料理、ヘルシー料理がずらりと並んだ、ビュッフェ方式のレストラン。
この日はなんと、伊勢えびの旨みを閉じ込めた『伊勢えびごはん』!
ご飯にしっかり、伊勢えびの旨みが染み込んでいます。

料理は専門家監修のもと旬の食材を健康的かつ、鳥羽ならではの調理方法で提供しています。
ぜひ、鳥羽の魅力を食べ尽くしてください!


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お手軽に鳥羽の魅力を味わいたい方には、テイクアウトコーナーもあります。
こちらはウタセエビの串焼きと、タコの唐揚げです。


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『鳥羽マルシェ』への抱負を、副店長の平田晋也さんにお聞きしました。

「一次産業の衰退を食い止め、逆に伸ばしていきたいです。
だからこそ、『鳥羽マルシェ』で働く人や、生産者の人たちが輝けるような施設にしていきたいです。
この地域の食材は、本当に力を持っていることを、私たちも肌身に感じてるので『鳥羽の食材はすごいんだ』ということをPRしていきたいと思っています」


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『鳥羽マルシェ』を支えているのは、生産者の人たち。
この日水揚げされたのは、スズキ、マダイ、セイゴ、タコ・・・などなど。
鳥羽マルシェの魚のおいしさの秘密は。鳥羽の離島を中心に魚を仕入れ、生きたまま船で運ぶこと。
そして、すぐさま、お客さんに提供できる、そんな立地環境にありました。


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鳥羽志摩の海の幸・山の幸、そして生産者の顔が映像になって流れる情報コーナーで、鳥羽のイメージとはちょっと違った映像が流れました。
それは『加茂牛』。
加茂牛は、鳥羽市の加茂地区で飼育されている肉牛。
最盛期には、70軒を超える肥育農家が育てていましたが、今では、ここ『木田農場』1軒のみとなり、希少な牛肉です。
加茂牛の特徴は、他の和牛に比べて赤身が多く、サシもほどほど。
赤身を楽しむ肉質だそうです。


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全国的にまだまだ知られていないため、観光客の方に食べてほし加茂牛、『鳥羽マルシェ』では、ビュッフェレストランのカレーに使用されています。
透き通った山水が育てた加茂牛を、ぜひ味わってみたいですね。


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生産者とお客さんをつなぐ場所、鳥羽マルシェ。
生産者には収穫の喜びを、お客さんには食べる喜びを提供。
それと同時に、そこで働く人にも、大きなメリットを提供しています。


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「私は離島の桃取町から定期船で通っています。
車を使う必要もなく、鳥羽ターミナルから歩いてこられるので便利ですね」

「新鮮な魚や鳥羽の農産物をみなさんに知っていただけることで、鳥羽が元気になってくれると思い、嬉しいです」

と、スタッフの女性たち。

「これからはもっと生産者の方が登場できるような場所を作って、ライブイベントをしたり、体験の教室をしたりとか、生産者と消費者が繋がれるような場所を、作っていきたいなと思います」

と、副店長の平田さん。

生産者の笑顔、そして、収穫の喜びを食べる幸せにつなげていく場所。

豊かな食を育んできた鳥羽や志摩の自然と伝統を、地域のさらなる魅力へと、ひろげる場所。

それが、鳥羽マルシェ。
みなさんも、是非、足を運んでみてはいかがですか。