『鉄板みえ』2015年6月

志摩半島のリアス式海岸を走るパールロード。
伊勢志摩国立公園の美しい風景や、海沿いの道ならではの味に出会えます。

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鳥羽を過ぎ、今回のスポット、パールロードに向かう途中にお昼時に。
まだ本命のパールロードには入っていませんが、そそられるお店を見つけてしまったので、昼食をとることに。
「食事処 太平洋」。
壮大な名前につられて店内へ。

 

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お刺身、煮魚、サザエづくし…気になるメニューの中から、サザエ丼定食なるものを注文。付け合わせには、お刺し身を頼みました。
コリコリした歯ごたえのサザエの身を、ほどよく玉子でとじてあります。
親子丼の鶏肉がサザエに変わったといった感じで、サザエの新しい魅力を発見しました。
新鮮なお刺身は、付け合わせとは思いないたっぷりの量。
男の人でも十分満足ではというボリュームでした。

 

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女将さんに話をうかがうと、ご主人が漁師でご本人も現役の海女さんだとか。
どうりでネタが新鮮なはずです。
大漁旗をバックに記念撮影までお願いしてしまいました。

 

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お腹も満ちて、再びパールロードを目指します。
パールロードの起点は浦村の「浦神社」の前。
この神社は、山を御神体とする熊野の花の窟の小さい版のような感じです。
目薬の水という看板の洞窟もありました。

 

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パールロードのシンボルの一つ「麻生の浦大橋」を越えて、浦村を進みます。
カキで有名な浦村には、焼きガキの店があちこちに。
シーズンには遠方からもたくさんの人が訪れます。

 

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パールロードの「鳥羽展望台 食国蔵王」で一休み。
展望台からは、波が磯に打ち付ける鳥羽の海が一望できます。

 

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軽食コーナーで「ところてんソフト」を発見。
甘いものは別腹。
大内山のソフトクリームと、地元で作ったところてんのコラボとくれば、試さないわけにはまいりません。
ところてんの食感と黒蜜、そしてきな粉の組み合わせが絶妙なソフトクリームです。
写真師もソフトクリームを購入。
もう一品気になっていた「伊勢海老ソフトクリーム」に違いないと思ったら、ノーマルなのを選択。
取材に協力する気はあるのだろうか(笑)

 

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展望台でひときわ目を引く巨大なモニュメント。鳥羽といえば鳥羽一郎と山川豊の演歌歌手兄弟ということで、モニュメントには、「兄弟酒」の歌詞が彫り込まれていました。兄弟の出身は石鏡町だそうです。そういえばさきほどの太平洋の女将さんも石鏡の海女さんだったということで、少し引き返して石鏡の町へ行ってみました。

 

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昼下がりの漁港は人気もなく静かで、沖から戻った漁船がずらり並んでいます。潮風に当たりながら、さきほどの「兄弟酒」の歌詞を口ずさむ。しばし演歌な気分に浸った旅でした。

 

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