第1回 いろは墨書土器~日本最古のいろは歌~ in エントランス無料企画展示「逸品」

■開催期間

平成27年6月16日(火)から7月12日(日)まで
9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
※ただし、博物館休館日は除きます。
【休館日】月曜日、祝日の翌日(土曜日をのぞく)

■開催場所

斎宮歴史博物館 エントランスホール(多気郡明和町竹川503)

■展示内容

いろは墨書土器~日本最古のいろは歌~(約1年ぶりの公開!)
現在建築中の復元建物から、南へ50mの地点で発見された「いろは歌」が書かれた墨書土器。これまでの研究で日本最古のいろは歌が書かれた資料ということが明らかになっています。小さな皿に書かれた文字は繊細な筆跡で、土器の表と裏の両面に書かれていることから、女官が文字を覚えるために書いた練習の文字の可能性が高いと考えられます。小学生くらいの年齢で斎宮へやってくる斎王の周りには、同じ年頃の女の子たちもいたことでしょう。土器を手に、いろは歌を口ずさみながら、文字の練習をする子ども達の姿を思い浮かべてください。

■エントランス無料企画展示「逸品」

斎宮歴史博物館では、6月より博物館の収蔵品から選りすぐった「逸品(いっぴん)」のミニ展示会を開催します。斎宮歴史博物館は、これまでの史跡斎宮跡の発掘調査で発見された数多くの出土品を収蔵しており、その中で特に重要なものについては国の重要文化財に指定されています。この企画では、その中から背景に奥深い物語をもつ資料を毎回選び、展示します。第1回の展示ではいろは墨書土器(ぼくしょどき)を約1年ぶりに公開いたします。

【観覧料】無料(常設展の観覧には別途観覧料が必要です)