三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2015年6月14日放送

三重県総合文化センターで毎月開催される『夢の手づくり市』は、ものづくりを楽しむ人たちが集う市!
自分だけの「お気に入りの一品」を探してみてください!

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こちらは津市で毎月一回開催されている『夢の手づくり市』!
可愛い雑貨やバッグ、新鮮な野菜などもあり、多くの人でにぎわっていますよ!

 

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「『夢の手づくり市』に来たのは2回めです。
このかごバッグ、手づくりとは思えないくらい素敵ですよね」

「今日は野菜をいろいろ買いました。
毎月来ているんですよ」

「私は3回めです。
お店の人との距離が近いので、楽しめます」

お客さんも大満足の様子。
リピーターが多いのが特徴的です、

今から3年前の2014年年4月にスタートした『夢の手づくり市』。
三重県総合文化センターの「知識の広場」・「祝祭広場」の屋外会場と屋内会場となる「生活工房」で、毎月1回、開催しています。

 

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出店しているお店や作家さんは、毎回60〜80ほど。
「自分の好きが誰かの喜びにつながる」をモットーに、ものづくりをする人たちの発表、販売の場として。
障がいのある人、高齢者の方々の輝くきっかけづくりの場として。
また、素敵な人と人の出会い、人とモノとの出会いの場として、大いに盛り上がっています。

 

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『夢の手づくり市』を主催する『夢を手づくりする企業組合』代表の和田正樹さんに、なぜ、『夢の手づくり市』という名前にしたのかをお聞きしました。

「みなさん、いろいろな形の夢の叶え方があると思うんです。
そのきっかけはすごく小さなことやちょっとした体験、また。誰かの作品を見たり、作家さんと話をしたりする・・・そういう中で関わる人、みんなが夢をどんどん叶えていけると良いなと名づけました」

『夢の手づくり市』を主催するのは『夢を手づくりする企業組合』の和田さんと川戸さん。

京都で開催されていた手作り市に参加した和田さんは、その主旨と盛り上がりに感動。
川戸さんと2人で、ふるさと津市で、『夢の手づくり市』を立ち上げました。

当初は1回だけの予定でしたが、出店者やお客さんの希望で、今では月1回の開催に。

 

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今回の出店ブースをいくつかご紹介。
こちらは『TOCO・トコ』さん。
布小物や衣装、ゆるキャラの衣装まで、さまざまなオーダーに応えてくれるお店です。

この日はポケットティッシュカバーなどの布小物や赤ちゃん用のスタイ、マスクなどを販売していました。
『TOCO・トコ』さんは第1回めから参加。
現在は三重大学近くに店舗も構え、小物類の販売や浴衣販売、そして着付けまで行っています。

 

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「最初は2ヶ月に1度ほどだった『夢の手づくり市』が月1回になり、お客様の認知度も上がってきて嬉しいいですね。
お店も最初は自宅兼でしたが、自信が付いて来たのでお店を構えることができました」

と、オーナーの和賀朋子さん。

 

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体験ブースでは、洋菓子・ピザなどの料理体験ほか、スイーツデコ、木工、草木染めなど月替わりで、メニューは様々。
手づくり市の最初の頃は行っていませんでしたが、買って帰るだけでなく体験をすることで、より伝わるものが多いのでは・・・と、始めたそうです。

 

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こちらでは洋菓子の『ナカジマ屋』さんが、シュークリーム作り体験を行っていました。
シュークリームは洋菓子作りの基本でありながら、一番難しいのだとか。
他にもロールケーキや、クリスマスのデコレーションケーキなど、さまざまなお菓子作り体験を行っています。
焼きたてを食べたり、家に持ち帰っておじいちゃんやおばあちゃんにあげたり・・・と、喜ばれているそうです。

 

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「手づくり市に出店することで、同じ業界だけでなく他業種の知り合いも増えました。
手づくり市で津市が活性化していってほしいですね。
声をかけてくれた和田さんには感謝しています」

と、『ナカジマ屋』の澤口武志さん。

夢の手作り市では他にも、世界でひとつだけの小物やアクセサリー、安心安全、地産地消にこだわった食品販売ブース、そしてクラフト体験、料理体験と本当に盛りだくさん!
約30%が県外からの参加者だというのも、驚きです。

また、会場では、月替わりで音楽演奏や大道芸、子ども向けの企画などもあって1日中、家族で楽しめます。

 

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『夢の手づくり市』を主催する『夢を手づくりする企業組合』の川戸江利子さんに、今後の展開についてお聞きしました。

「ここに来てくれた人が今まで知らなかった自分と出会えたり、何か未来につながるきっかけになってほしいですね。
そのためにも県内外の新しい作家さんにもどんどん来てもらい、お客さん同士がふれあい、自分の可能性をもっと開いて欲しい・・・それを目指して頑張っていきたいです」

作り手が自分の作品を発表し、夢を実現する場所。
ふらりと来た人が作り手との出会い、作品の出会いから、新たな夢を見つける場所。
そして、さらに、夢を大きくふくらませる場所。
だからこそ、『夢の手づくり市』なのです。