夏休み特別企画「むかしのあそび道具~初公開!加利宇知(かりうち)土器!~」のお知らせ

■開催日時

平成27年7月7日(火)から9月23日(水・祝日)まで
【休館日】7月13日・21日・27日、8月3日・10日・17日・24日・31日、9月7日・14日(いずれも月曜日)
【会館時間】9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)

■開催場所

斎宮歴史博物館 常設展 展示室2 速報展示コーナー(多気郡明和町竹川503)

■内容

斎宮歴史博物館では、夏休みに合わせて「むかしのあそび道具」をテーマにしたミニ展示を開催します。このミニ展示では、このほど、現代の韓国のあそび「ユンノリ」によく似た日本古代の遊び「加利宇知」に用いられたことが明らかとなった刻書(こくしょ)土器(意図的に刻み目が施された土器)を初公開します。

【観覧料】有料(常設展の観覧料が必要です)
個人:一般 340円 大学生 220円 高校生以下無料
団体:一般 260円 大学生 180円 高校生以下無料

■加利宇知土器について

27年前に斎宮跡で出土した刻書のある土器が、古代の盤上遊戯とされる「加利宇知」に使用されたものであることが奈良文化財研究所の研究で明らかとなりました。全国でも斎宮跡の他、奈良県平城京跡、秋田県秋田城跡、岩手県柳之御所遺跡(やなぎのごしょいせき)、新潟県八幡林遺跡(はちまんばやしいせき)の4遺跡のみでしか確認されていない貴重な資料です。この展示では、初公開となる、斎宮跡出土の刻書土器「加利宇知」を中心に、古代のあそびにまつわる出土品を展示します。