ベルブ「ナオちゃんの教えてエコ」2011年6月

「鈴鹿小麦を使ってほしい!食べてほしい!!」
「ファームランド鈴鹿」理事長 森下 晃さんにお話を伺いました。

ファームランド鈴鹿は、地域の発展と健康のために地産地消を推進。
鈴鹿で育った小麦の開発をしています。

地元産の小麦の存在を知ってもらうために市民参加体験型イベント「地元の土地で小麦を作ってみんなで食べよう!」を開催。

種まきから、収穫、小麦を使っての料理作りまで体験できます。
子どもたちに大好評なんだって!!

※市民参加体験型イベント
「地元の土地で小麦を作ってみんなで食べよう!」
◎第1弾種まき体験
「みんなで一緒に鈴鹿小麦の種をまいてみよう!」みんな楽しそうだね。

◎第2弾 収穫体験
「コンバインに乗って鈴鹿小麦を収穫しよう!」小麦って綺麗だね。

◎第3弾 手作り体験
「鈴鹿小麦でうどんを作ってみんなで食べよう!」
製粉された小麦粉を使って料理をして食べます。

■「はじまりはミュージシャン?」

鈴鹿で数店舗のうどん店を経営する森下さんは、リーマンショック後、地元の景気後退を肌で感じてきました。

そんな中、ミュージシャンでラジオのパーソナリティでもある広瀬 隆さんの講演で地域のために頑張っている人達の話を聞き感銘を受けたそう。

『自分も地元でできることはないか』と考え、少しでも地元にお金を落とし還元するために、
自分のうどん店で使用している小麦を鈴鹿産に変えようと思い立ちました。

※森下さんのお店とうどん

紆余曲折あったそうですが、JAや農家の方の協力を得ることができ、
鈴鹿小麦誕生となりました!

■「鈴鹿小麦をブランド化するため、
より多くの人に知ってほしい、使ってほしい!」

でも、地産地消といえども味は大切。
やっぱり美味しくないと食べてもらえない・・・。

そこで、森下さんたちは推進会議をおこない、加工、販売者の声、
そして消費者の声をフィードバックしています。

■「地域循環型流通の完成のためには?」

「地元でより多く生産し、より多く消費すること。これに尽きます」と森下さん。地産地消のモデルタウンとなるために、売る仕組み、作る仕組みを考えています。

「ムードも盛り上がり、これからです!!」

ボランティアだけれども、
森下さんは経営者としてビジネス目線で市場を見ているんだね。

■ナオちゃんの一言

9月頃から鈴鹿小麦で作ったうどんが食べれるんだって。どんな味かな?

楽しみ~!!

鈴鹿小麦のパンやパスタも食べたいな!
食欲の夏?・・・です。(笑)