2015年12月

伊雑宮(皇大神宮別館)の御田植祭竹取神事の『竹さお』に見立てた『さわ餅』は磯部町の名物!
町内で製造しているのは2軒のみ!
そのうちの1軒が、ここ『餅喜』です!

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志摩市の入り口、『志摩磯部駅』。

 

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そこから歩いて数分。
磯部名物さわ餅・茶饅頭『餅喜商店』があります。
昔ながらの和菓子屋さんの趣きを感じさせる店内です。

 

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創業70年あまり、現在は三代目ご主人、畑智章さんが味を守っています。

「『餅喜商店』では、創業以来杵搗きの餅にこだわっています。
『さわ餅』の、やわらかい歯ごたえの中にも適度なコシをもった餅と、ほどよい甘さに抑えられた餡とのハーモニーをお楽しみください」

と、ご主人。

伊雑宮で毎年6月24日に行われる御田植祭りで、裸の漁民たちが田んぼの中でどろんこになりながら『ゴンバウチワ』と言われる竹を奪い合うたけとり神事があります。
この竹は豊漁や海上安全などにご利益があると言われ、漁民たちの信仰を集めています。
『さわ餅』はもともとこの祭りに由来したものと言われ、ゴンバウチワの竿より『さお餅』として売りだされたのが最初で、現在の『さわ餅』になったと言われています。

 

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こちらが、その『さわ餅』。1個76円。
白とよもぎの2種類を販売しています。
餅米は前の晩から一晩、水に浸けておき、早朝から作りはじめます。
そのため、一日に作る量があらかじめ決まってくるので、繁忙期には早くに売り切れてしまうこともあるとか。
確実に購入したい場合は、前日までの予約、もしくは午前中がオススメですよ!

お餅には軽く塩が効いていて、アンコの甘さとのハーモニーが心地よいです。
磯部町に来たら、味わっていただきたい甘味です。

 

餅喜商店
住所 三重県志摩市磯部町迫間346−8
TEL 0599-55-0364
営業時間 8:30〜18:30頃
HP http://mochiki.net/