2016年1月

大小60の島々が浮かぶリアス式海岸である英虞湾。
賢島から和具へ、御座から浜島へとつなぐ地域の足であり、観光めぐりの航路となっているのが、あご湾定期船。

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もし電車で志摩を訪れたら、ぜひ定期船に乗って志摩の海辺の町をめぐる小さな船旅に出掛けてもらいたい。
お金も時間もそんなにかからない。
でも、海から志摩を眺め、海辺の町へ降り立って歩き出すとき、これまでの旅とは違う印象を受けるはずだ。

 

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近鉄賢島を出て、みやげ物屋が並ぶ通りを少し歩いたところにあるのが、定期船乗り場。
英虞湾めぐりの観光船「賢島エスパーニャ」もここから出港している。

 

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定期船の航路は3つ。

賢島からイセエビ漁で有名な和具へ。
同じく賢島から、海水浴場で有名な御座へ。
そして御座から、温泉街である浜島へ。

 

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どれも10分から25分ほどの船旅。
料金は大人ひとり300円から600円ほどで船旅気分が味わえる。

 

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定期船といっても、船室はエアコンが完備されているし、天気がよければデッキへ出て潮風を風に受けながら、風光明媚な志摩の景勝地を海から眺めることができる。

有人離島である間崎島にふらりと降りてみるのもいい。

 

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おすすめのコースは、賢島から和具へ渡り、漁業の町である和具で志摩の海の幸で舌鼓。
和具から路線バスに乗り、地元の人といっしょに揺られながら御座へ。
御座で海へ沈む石仏にお参りして、そこからまた定期船に乗って浜島へと渡る・・・。

半日で終わる志摩の船旅だが、里海・志摩での生活ぶりが垣間見れるはずである。

 

あご湾定期船
問い合わせ 志摩マリンレジャー株式会社
住所 三重県志摩市阿児町賢島
電話 0599-43-1023
URL http://shima-marineleisure.com/cruise/bayliner/