三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2016年3月20日放送

子どもたちの笑顔が、大人の笑顔につながり、地域の笑顔へ!
親子で一緒に、何かを作ることによって生まれるコミュニケーションを大切に!

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こちらは鈴鹿市白子駅前の『白子ショッピングタウンサンズ』の3F、『Waraひろば』です。
毎日10時〜17時までオープン。
毎週日曜日・午前10時から午後3時まで開催される、『Wara(わら)ひろば親子体験教室』では、子どもたちが、手先を使って作品を作る体験ができます。

親子で一緒に、何かを作ることによって生まれるコミュニケーションを大切に!
子どもも大人も気軽に参加でき、みんなが笑顔になれる場所なんです。

 

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スタッフの竹内綾さんに、『Waraひろば』の成り立ちについてお聞きしました。

「白子地区で雨が降った際、お母さんたちが遊ぶ場所が少ないということで、こちらの場所があることを知り、2014年4月から、スタートしました。
常駐は3名で、その他30名、運営委員がいます。
運営委員は登録してもらい、こちらの呼びかけで出来る範囲で、ボランティアで関わってっもらっています」

 

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ひろば前のバルーンアート、素晴らしいですね!
このバルーンについて、スタッフの丹賀恵理さんにお聞きしました。

「うちのボランティアメンバーにバルーンアートをしている方がいるので、色々なイベントの際にステキなバルーンを作ってもらっています」

多種多彩な人たちがボランティア登録しているのも、『Waraひろば』の特徴です。

 

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こちらは遊べる広場。
年中無休、オープン時間中である10時〜17時の間は、気軽に誰でも使うことができます。
おもちゃや椅子や机など、すべてがボランティアの寄付でまかなっているそうです。

 

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棚にはハンドメイド作品が。
鈴鹿市を中心に、松阪・津・四日市のハンドメイド作家さんが、自分の作品をもう少したくさんの方に見てほしいとの思いから、委託販売を引き受けています。

 

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オープンと同時に、みなさん体験ブースへ!

「プレートを作っています。
初めて来たけど、楽しいです」

「ここに来るのは6回目です。大好き!」

 

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こちらの親子連れは、週2〜3回来ているそう。

「子どもが小さいので、なかなか遊ぶ場所がないので、よく来ます。
他にも、お母さん同士でいろいろ話したり、子ども同士も遊んでくれたりするので、助かっています」

 

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こちらのスイーツデコ教室の先生は、なんと小学5年生の高橋美優さん!
独学で、スイーツデコづくりをマスター。 
教え方が上手だと評判だそうです。
『Waraひろば』では、現在、10名ほどの子どもが講師に。
子どもたちが自主性やコニュニケーション力を育むことを目的に、やってみたいという子どもがいれば、積極的に講師を任せています。

 

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ねんどやシリコンなどでつくる、本物そっくりのスイーツデコ作り体験。

「ここに初めて来た時に体験教室をしているのを見て、私も先生になりたいと思いました。
体験した人がとても喜んでくれて、わたし自身もとてもうれしくなって、毎月やるようになりました。
今回で4回目です」

何度も来てくれる、美優先生のファンもいるそうですよ!

 

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続いてはプリザーブドフラワーを使った、アレンジ体験。
先生は、『花うさ木』の鱸真弓さん、こちらは大人の先生です。
先生は、子育てを終え、自分の時間が出来たことから、プリザーブドフラワーを使ったクラフトを趣味としてスタート。
現在は、自宅を工房として様々な作品をつくりながら、『Waraひろば』を含め、色んなイベントに体験ブースを出して手作りの良さを伝えています。

「同じ材料を使って、いろいろな作品が仕上がるのが、すごく楽しいですね。
手づくりの良さや、お花が好きな子にはお花と接するのを楽しんでもらいたいです」

親子体験教室では他にも、自然の材料を使ったクラフト工作をはじめ、ストーンアート、タイルクラフト、キャンドル作りなどバラエティーに富んだ様々なメニューを週替わりで用意。
また、出張親子体教室といった、地域に飛び出したイベントも開催しています。

 

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この日は、月に1回、開催されているキッズ会が行われていました。
ウクレレを弾き、楽しい歌と読み聞かせの時間を用意したのは『Waraひろば』の名物キャラクター「ぽんぽこ村のぽんちゃん」。

誰もが気軽にふらっと立ち寄って、楽しめる空間。
子どもたちが笑顔になる場所。
ママもパパも、みんなの笑顔がこぼれる場所。
それが、『Waraひろば』。

 

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『白子ショッピングタウンサンズ』の岸野徳子さん。

「『Waraひろば』の取り組みは、地域や親子の交流の場という、とても貴重な取り組みをだと思います。
私どもサンズでもその試みに対して、何か協力ができればと思い場所を提供しています。
みなさんがボランティアで活動されているということに敬意を表していますし。ますます、この輪が広がっていってほしいと思っています」

そして、

「名前の通り、みんなが笑える、笑顔になれる場所ということで『Waraひろば』と名付けられているので、その名の通り、みんながここに来たら笑顔になれるという場所になればいいなと思っています」

「私たちの活動を知らない方がまだまだたくさんいると思うので、そのために、続けていこうとも思っています。
やはり、子どもたちの笑顔が、大人の笑顔につながってますし、それが地域の笑顔にもつながっていると思うので、その笑顔を作り出す活動を、仲間たちとがんばっていきたいです」

と、丹賀さんと竹内さん。

 

新しい発見と体験。
ショッピングセンターにある子どもたちの遊び場には、今日も、笑い声が響きます。

 

『Waraひろば』親子体験教室の開催は、毎週日曜日。
来週3月29日火曜日には、すべての体験で、子どもたちが講師をつとめる『Waraっこ・笑店街(しょうてんがい)』という春休みイベントが開催されます。