2008年からはじまった県下最大の音楽フェスタ「太陽の宴」。
9月3日(土)4日(日)に開催される予定だった2011年のイベントは、台風12号の影響で残念ながら両日とも中止に!
これを教訓に来年はあらゆる想定をして挑む、と実行委員代表の山口さん。
前向きに今後を考えたいということで、あえて放送時のままを掲載します!
武田「みなさん『「太陽の宴』という音楽イベントをご存知ですか?
四日市で行われる県下最大の野外フェスタイベントなんです」
その会場となる四日市霞港公園で、
『太陽の宴』実行委員会代表の山口高也さんにお話をうかがいました。
■『太陽の宴』とはどんなイベントなのか?
「太陽の宴」は三重県出身のアーティストを中心に行われる入場無料の音楽イベントです。
2008年からはじまり、今年で4回目の開催で、
昨年は2日間でおよそ3000人の来場者がありました。
■普通の音楽フェスタと違いは?
会場にゴミ箱を置かないようにして、ゴミをすべて持ち帰ってもらうようにしています。
屋台なども多く出ますが、そのお店には、繰り返し使えてゴミを出さないリユース食器を使ってもらっています。
食べたあとその食器を返すと、10円とか20円を返してもらえる仕組みです。
お客さんにも参加店にも協力していただいています。
■竹の間伐材も使われているそうですね?
地元の竹林業者さんにも協力してもらって、
竹林から間伐した竹を加工して会場のデコレーションやライブステージの設営をしています。
いま、高齢化などでなかなか山の手入れが行き届かず、竹林も荒れているところが多いそうなので、その支援にもなればと考えてはじめました。
■しかし、広い会場ですね~。
イベントが行われるエリアは3つに分かれており、
ホワイトエリアはメインの音楽ステージ。
グリーンエリアは木々に囲まれた自然な空間で楽しめるアコースティックステージ。
ブルーエリアは障がい者や高齢者、親子向けの体験型ワークショップエリアになっています。
一番盛り上がるのが、やはりバンドや次々に登場するホワイトエリアですね。
若さあふれるエリアです。
■太陽の宴のメンバーの皆さんは他にも活動をしているそうですね
そうなんです。
2ヶ月に一度(偶数月)に、話しながら、そして歩きながらゴミ拾いをして、その後、公園でみんなで持ち寄ったお弁当を食べるエコピクウォークという活動もしています。
エコなんですけど、楽しみながら、町に貢献できたらなあ、と。
今回、代表の山口さんもドラマーとしてステージに立つ予定でした。
しかし残念ながら、3日4日ともに、台風12号の影響で中止。
しかし、
山口さんは前向きです。
山口「今回の中止の件は非常に勉強になりました。いろんなことを想定して考えていかなくちゃいけないんだと学びました。来年はなんとしても開催したいです!」
青空の下、この公園で繰り広げられる音楽の宴。
来年は開催されますよう・・・・・。