津ぎょうざコンプリート企画 2011年10月



津ぎょうざをメニュに載せているお店では数少ない、中華料理店『明仙閣』。
中国料理ではなく、肩肘張らない「街の中華屋さん」です。



『津ぎょうざ』280円。
中華専門店ならではの、折り目正しく整然としたヒダヒダ。
あまりの美しさに、一瞬感動しました。

津ぎょうざガイドによると。
『本格中華料理の手作り『津ぎょうざ』。外パリッ、中ジューシー。
 大好評につき甘酢あん付。お土産・お弁当と一緒に配達OK!』



上記参照の通り、こでの特徴的な「甘酢あん」。
かなり甘めの濃いめのコッテリ感です。
正直、甘酢自体苦手なんですが、勇気を出して付けてみます。



断面にちょんちょんとつけたら、ビックリするくらい美味しい!
まずは皮がサクサクで油切れが良いです。
さすは、街の中華屋さん。
いやしかし、それよりも、具にニンニクとニラが思いっきり効いていて、その臭さが嬉しいやら驚くやら。
その危険なくらいの刺激臭を、甘酢あんの甘味と酸味が、ふわっと受け止めてくれるのです。
甘酢あんが苦手な方も、これは「是非モノ!」と思うはずです。

ニンニクとニラの効いた、『ガッツリ系津ぎょうざ』を食べたい方には、超オススメです。

ちなみにトップの写真は、正しい「中華屋さんの厨房」のご店主(笑)。
はにかみつつも、中華屋さんとしての矜持を感じます。

『津ぎょうざ』をはじめた経緯を尋ねたところ、興味深いお話をお聞きしました。

ここ『明仙閣本店』では、津ぎょうざブームが沸き起こった当初はメニューに載せていなかったそう。
しかしお店が津駅に近いため、県外から多く訪れる出張のお客さんに「名物の津ぎょうざちょうだい!」と言われ、ないと断れずはじめたそうな。

それでもお店の特色を出すべくお客さんにお出ししているのが、『甘酢あん』。
ちゃんと個性があり、かつ美味しいです!

■明仙閣本店
住所:津市栄町307
TEL:059-225-0411、059-225-8573
営業時間:11:00~14:00
     17:00~21:00
定休日:日曜日