三重県津市美杉町の太郎生(たろお)に、縁結びの巨木があるという。
いまさら縁結びのお願いをしてどーするという立場ではあるが、サルシカには独身の男女が多いことでもあるし、ひとまず調査にいってみた。
三重県津市美杉町太郎生(たろお)。
市外からのアクセスのために細かく書くと、伊勢自動車道の久居ICを下りて国道165号を名張方面へ。
途中で県道15号に入って、ただひたすら走りまくる。
GoogleMapで調べてみたら、津の中心である市役所から太郎生までおよ55キロ。
車で1時間はかかるコースだ。
しかも!
津からいくと、いったん奈良県に出ないと太郎生にはたどりつかない。
みつえ温泉「姫石(ひめし)の湯」がある道の駅伊勢街道御杖を越えて、また走っていると三重県に入る。
そこが太郎生なのだ。
決して便利なところではないので、太郎生は当然のごとく過疎高齢化が進んでいる。
が、そんな故郷をなんとか守ろうと、この地域の人たちは積極的に活動している。
>>津市美杉町太郎生『太郎道里夢』
>>津市『太陽と風の道つくりin太郎生』
>>津市『観光案内・交流処 ようこそ』
わたくしは、そんなひとつである観光案内・交流処「ようこそ」を訪ねたのだ。
サルシカを読んでくれている人はもうわかったかも知れない。
ま、ここでは細かく書かない。
予定の時間より少し早く到着したものだから、「ようこそ」の運営者である山崎さんが、
「ちょっと太郎生のいいところをご案内しましょうか」
と誘ってくれる。
天気もいいことだし、ちょっと散歩へ。
「ようこそ」の山崎さんに案内されてきたのは、太郎生川に沿った道路に面したところにある國津神社。
神社の創設については明らかではないようだ。
石段を上ると正面に本社がある。
そのまえで、「ようこそ」の山崎さんと記念撮影。
山崎さんは津の市街地に在住。
奥さんの実家が太郎生で、ここにしょっちゅう通っては地域の活性化のために活動している。
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そして!
境内の一角にあるのが、このケヤキ。
三重県最大のケヤキで、「国津神社の欅」の名称で県の天然記念物に指定されている。
幹周/7.31m、樹高/30m、樹齢/推定800年。
根元で2本が仲良く接合しており、このことから「縁結び」のいわれが誕生したものと思われる。
「まあ、せっかくですからナデナデしていってください」
山崎さんにうながされ、ナデナデ。
ここで新たな縁が生まれ結ばれてしまったら、それは不倫ではないか。
いかんいかん(笑)。
が、このあと妻もナデナデしてたから、まあいいか。
えー、あまり世間に知られていないレアな縁結びはいかがでしょう?
あまりみんなでお願いしてると効果が薄れてるかもしれないから、ここはまだ効果的かも、ですよ!
はい、サルシカのそこの君!
ただちに行ってきなさい!(笑)