太陽の光を2週間前後さえぎって新芽を育てる『かぶせ茶』!
今の時期は、そんなかぶせ茶の新茶と美味しいスイーツを楽しむことができます!
こちらは県内でも有数のお茶所、四日市水沢のお茶畑です!
茶畑が黒いシートに覆われていますね。
『マルシゲ清水製茶』の清水聖一さんに、こちらのお茶の秘密を教えてもらいました。
「これは『かぶせ茶』といい、覆いをかけることで渋み成分が少なくなるのです」
『かぶせ茶』は刈り取る1〜3週間前の新芽に黒い覆いをかぶせる栽培方法。
覆いをかぶせ遮光することで、渋みを抑えた甘みのあるお茶に仕上がります。
三重県はかぶせ茶生産量全国1位!
なかでも水沢地域ではかぶせ茶つくりが盛んで、新茶の季節には水沢一帯の茶園が、黒い覆いで埋め尽くされるほど!
かける覆いの数は、およそ2500本!
大変な作業です。
そんな美味しい『かぶせ茶』をいただけるのが、『マルシゲ清水製茶』が運営する『かぶせ茶カフェ』。
『かぶせ茶カフェ』の清水加奈さんに、こちらのメニュをお聞きしました。
「『かぶせ茶カフェ』ではさまざまな品種や種類のかぶせ茶を選ぶことができ、新茶の時期には製茶したてのお茶を楽しむこともできます」
新茶の時期は5月初旬から。
今まさにその季節です!
こちらが『お茶膳』。
すべてのお茶に、お菓子とあられ茶漬け付いていて、600円です。
お茶の味が濃いです!
かぶせ茶を美味しく飲むポイントはお湯の温度!
熱めだと渋みが増しさっぱり味のお茶に、ぬるめだと甘みが増し、まろやかな味になります。
香りがふわっと広がるのは、一煎目だけの特別な味わいです。
お茶膳のお菓子は、洋菓子か和菓子を選択することができるんですよ。
この日の洋菓子は『かぶせ茶ムースケーキ』、和菓子は『かぶせ茶ようかん』でした。
あられ茶漬けは、塩昆布と粉末のかぶせ茶をあられの上に。
そしてお茶をかけて、『お茶漬け』として味わってください。
新茶の時期には『新茶膳』として製茶したてのお茶を楽しむことができます!
美味しいお茶に感動することまちがいなし!
店内ではかぶせ茶の茶葉やお菓子も販売。
さらに新茶の時期には、手摘み体験も行っています!
みなさんもぜひ『かぶせ茶カフェ』にお越しくださいね!