第149回『サルシカ隊長レポート』2016年7月

鳥羽唯一のゲストハウスを取材するべく、誰にも頼まれていないのに前日夕方から鳥羽に入ったサルシカ隊長。
当然のごとく鳥羽の夜を満喫する!

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三重を代表する観光地のひとつ鳥羽に、この5月、はじめてゲストハウスがオープンした。
そのオーナーは、地元新聞の元記者で、サルシカの隊員でもある鼻谷(はなたに)くん。

これは様子見および応援にいかねばということで、鳥羽に(もちろんそのゲストハウスに)前泊!
小さな宿に泊まって、ふらりと鳥羽の夜をめぐる、そんな旅を紹介しようということになった。

観光地とは違う、地元の人に愛される鳥羽の姿を垣間見たのだ。

 

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鼻谷くんを誘って、まずお邪魔したのが、ホルモンの富士乃屋さん。
地元で愛されて30年!
知る人ぞ知る、いや県内および県外の人も知っている人は知っている有名店で、お母さんにホルモンをジュワ~ッと焼いてもらって生ビールと焼酎の梅割りでキメた。

 

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食べ過ぎ飲み過ぎでポンポコリンのお腹をさすりさすり、夜の町をふらふらと。
次のお店は決まっているのだ。

 

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というわけでやってきたのは、
鳥羽唯一のゲストハウスのすぐ隣!
クレープ&カフェバーの「KILLIBILLI(キリビリ)」。

 

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こちらは築80年のラーメン店をリノベーションし、昨年の12月にオープン。
オーナーは、鳥羽の老舗居酒屋「鳥羽 久兵衛」を営む若手経営者の坂田さんという方。

実は、鳥羽の地域振興を目的とした鳥羽リノベーション委員会という組織があり、鳥羽の商店街の空き店舗と、移住者をマッチングさせている。
その1号店的な存在がこのお店なのである。

お店のリノベーション(再構築)は、オーナーや仲間がともに汗を流し、自分たちが中心になってやったという。
それにしてもおしゃれな空間に出来上がっている。

 

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カフェバーといいながら、フードも充実。
呑んべえにもたまらないメニューが揃っている。

お客さんは鳥羽やお隣の伊勢からの人が多く、そのほとんどが若者!!
しかも女性率高し!

おっさんのわれわれは完全に浮いているが、気にしない(笑)。

 

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平日にもかかわらず店内はお客さんでいっぱい。
活気を感じる。
スタッフも20代の若手が切り盛りしている。
なかなか手際がいい。
素晴らしい!!

 

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1軒目のホルモン屋でもうすっかりゴキゲンになっているカメラマンの中谷の父ちゃんと、ゲストハウス「かもめnb」のオーナー鼻谷くん。
ホルモンの匂いをプンプンさせている(笑)。

 

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「腹いっぱいだ〜、もう何も食べなくていい〜」

と言っていたのに、メニューを見るなり、ついついいろいろ注文してしまう隊長のワタクシ(笑)。

 

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生ハムとカマンベールチーズ。
ワインがほしくなる。

 

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でも、ここからはさすがにアッサリ系。
ホルモンを詰め込んだ胃袋が、すっきり野菜をもとめている(笑)。

 

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ここは、その名前の通り、クレープが売りのお店。
カフェバーだから、夜でもスイーツとコーヒーを注文することが出来る。
実際、何組かの女性たちは、甘いモノとソフトドリンクでにぎやかに楽しんでいた。

 

若い人たちが新しい発想で店をつくる。
リノベーションしているのは店だけでなく、たぶん町自体なんだろうな。
いや、町に暮らす人のライフスタイルか。

この店にも、鳥羽リノベーション委員会の取り組みにも、まばゆい可能性を感じる。

 

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ハイボールとグレープフルーツの生搾りサワーを飲んですっかり酔っ払ったワタクシ。
でも大丈夫。
だって宿は隣なんだもん。

這うように部屋に戻り、ベッドでごろり。
ああ、幸せ!!
みなさんも、鳥羽でこんな夜の楽しみ方いかがでしょう。

ようやく次回、本題のゲストハウスをご紹介いたします(笑)。

 

クレープ&カフェバー「KILLIBILLI」の詳細は基本情報をご覧ください。