いなべの北端に位置する「草餅えぼし」にて、昔懐かしい『すずみ』が設置されていました。

 地域によっては「つづみ」とも言われるそうですが、お米を刈り取った後の、ワラで作られた『すずみ』は昔は各地の田んぼでたくさん見られたそうです。

 『すずみ』の様に三角屋根の状態にしておくと、雨が中に入らず、ワラを保存するのに良い方法だったようです。
 昔の人はワラの使い方を熟知されており、牛を飼っている家では、ワラを細かくして米ぬかと混ぜて牛のエサにしたり…など、様々な用途でワラを活用されていたといいます。

 その『すずみ』がある「草餅えぼし」では、「草餅」や「かきもち」が有名で新米の美味しさが味わえます。
 また、今月は「のしもち」や「おかざり~中飾り・小飾り~」の注文も受け付けています(12月30日まで)。

 ぜひお立ち寄りくださいね。

「草餅えぼし」
定休日 水曜日
営業時間 9時~17時

住所 三重県いなべ市藤原町古田1152-1
TEL  0594-46-2448

※年末は12月30日(日)まで、年明けは1月6日(日)から営業をいたします。