いなべ市では「みえ森と緑の県民税」を活用した事業として、いなべ市内の4つの中学校の卒業生(約500名)にいなべ市産材の木製箸を「卒業記念品」として毎年配布しており、今年(2021年)で6年目になります。
 「箸づくり」をおこなっている「いなべ自然楽校(イナスク)」では、過密になった森林から間伐材や危険木を伐採し、その木を有効利用することによって、持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献することを目指しています。
 箸づくり以外にも「イナスク」の会員がいなべ産の木を活用して作った「まな板」や楽器「カホン」などが「いなべ市ふるさと納税」の返礼品に昨年末から加わることになりました。
 また、箸袋は「いなべ市障害者活動支援センター」のみなさんが一つひとつ丁寧に手作りされ、中に木の箸を入れて卒業生に贈れるようにしてくれています。
 受験生は今日から三重県立高校の前期試験もはじまり、受験真っただ中の大変な時期ですが、多くの方々の陰ながら応援が実感できますね♬
※いなべ市ではこれまで「みえ森と緑の県民税」を活用して、危険木の除去や環境林の保護を目的とした森林伐採などを行ってきています。

写真 いなべ市HP、イナスクより

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農林商工部 農林課
TEL 0594-86-7831
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