玉城町野篠地区にて2023年6月25日に権現日待(ごんげんひまち)と呼ばれる行事が行われました
毎年6月末ごろに行われる五穀豊穣を願う行事で、それぞれ形の異なる紙垂がつけられた6m60cmの長さがある竹が富士山と参上山に向け捧げられます。
定刻になると区民の方々が竹を持ち、ほら貝を吹きながら円浄寺から三郷川までの旧道を進んでいきます。
竹がたてられた後、三郷川の縁で念仏が唱えられ、最後に参加者にはお神酒とお米が振る舞われました。
念仏を唱える場面ですが、昔はふんどし姿で三郷川に入り行われていたとのこと
捧げられた竹はまた1年後の権現日待までそのままにされるそうです
区民の方々により遥か昔から現代まで受け継がれてきた行事、大切にしていきたいですね
円浄寺の鬼瓦
お寺の建物は取り壊されていますが、使われていた鬼瓦は野篠公民館に残されています