■収蔵品展「池田満寿夫 版画と最晩年の陶彫」■

■開催日時

~2024年1月29日(月)
休 館 日:12月28日(木) – 1月1日(月・祝)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分

■内容

現在、パラミタミュージアム1階第1室にて、収蔵品展「池田満寿夫 版画と最晩年の陶彫」を開催中です。
池田満寿夫(1934-1997)は、1950年代後半から70年代初頭にかけて国際的な版画コンテストで次々と入賞し、瞬く間に芸術家として脚光を浴びました。一方で、晩年は仏教をモチーフとした陶彫作品群《般若心経シリーズ》を手がけました。この《般若心経シリーズ》は当館創設のきっかけとなった作品群であり、館名の「パラミタ」という言葉も般若心経の「般若波羅蜜多」に由来しています。
本展では、池田の版画作品と晩年の陶彫作品を同時に鑑賞することで、池田満寿夫の多面的な作家性に触れることができます。
同じく当館1階の第三室では、《般若心経シリーズ》を通年で常設展示しております。順路を追って進むことで、池田満寿夫の世界をよりご堪能いただけます。
また、当館2階にて開催中の「SaSa Adairコレクション 20世紀巨匠の版画達展」と併せて御覧になることで、同時代に世界各地で制作された版画の多様性をより深く知ることができます。