【特別解説付き】新春・斎宮奉納薪能

【特別解説付き】新春・斎宮奉納薪能

■開催日時

2024年02月02日(金)

■開催場所

明和町中央公民館
住所
多気郡明和町大字馬之上944-6
利用料金

5000円

■内容

〜斎宮・竹神社ゆかりの地で繰り広げられる、五穀豊穣への祈りの舞〜

能の演目の1つ「絵馬」は、現在の三重県明和町斎宮にある竹神社に縁があります。
伊勢神宮に仕えた皇女・斎王の住まわれた歴史と由緒ある、この地にて斎宮奉納薪能を執り行います。
是非、お越しくださいませ。

【あらすじ】
 年末(現在の節分)に時の帝の勅使として伊勢神宮に遣わされ、斎宮(現在の三重県多気郡明和町斎宮)にて参拝しました。そして節分(昔の大晦日)の夜、絵馬が掛けられる行事が神社(現在の竹神社)で行われるため勅使はそれを見物してから都へ帰ろうと思いました。
 行事が行われるのを神社で待っていると夜中に年老いた翁と婆が参詣しに来ました。
 翁は白い馬の描かれた絵馬、老婆は黒い馬の描かれた絵馬を持っていました。
 実は白い絵馬は晴れを黒い絵馬が雨を意味し、神社に掛けられる絵馬により、翌年晴れが多いか雨が多いかが分かるというもので、毎年どちらかの絵馬が掛けられていました。
 二人は自分の絵馬を掛けると言い争っていましたが、最後に、お互いの絵馬を並べて掛けることにしました。
 すると晴れの日と雨の日が半分ずつある年になるようにと祈願することにしたのです。
 そして二人は、その様子を見ていた勅使に自分たちは神様だと明かし、夜明けにまた逢おうと言い、姿を消しました。
 夜明けに、男神と女神が現れ、そして天照大神が登場しました。三神は舞ながら「天の岩戸隠れ」の様子を再現し、
国の繁栄を祝います。

■その他

※斎宮(さいぐう、さいくう、いつきのみや):天皇の代わりに、伊勢の神に仕える皇族の女性(斎王)が住むお宮を指す。

【プログラム・演者】
17時00分 開場
17時30分 開演

17時30分~17時45分
演目解説・小島英明

17時45分~18時30分
能演目「絵馬」公演

『配役』
老翁・天照大神 観世喜正
姥       奥川恒成
天鈿女命    石井寛人
天手力男命   中所宜夫
臣下      橋本宰

笛       山村友子
小鼓      後藤嘉津幸
大鼓      河村眞之介
太鼓      加藤洋輝
後見      永島充・金子仁智翔
地謡      駒瀬直也・中森貫太・小島英明

18時30分 終演予定

【斎宮奉納薪能 観覧チケット】
新春・斎宮奉納薪能(解説付き)を観覧することができます。(自由席)
※中学生未満のお子様の入場は不可
1枚5,000円 お1人様2枚まで(事前払い込み制)

【キャンセルポリシー】
2024年1月29日(月)以降のキャンセルによる返金対応は致しかねますのでご了承の上、お申し込みください。

※ 2023年12月時点の情報です。日程、料金等が変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。