祈年祭・厄除大祭

■開催日時

平成27年2月21日(土) 
祈年祭:午前10時~
厄除大祭:午前11時~

■開催場所

椿大神社本殿

■内容

【祈年祭(としごひのまつり)】
1年で最初に執り行われる大祭で、年(とし)とは稲であり、稲の豊穣を祈願します。現代社会においては、農業の五穀豊穣だけでなく、商工産業の繁栄、国民の幸福・安泰なども祈願されています。祭典では、豊作を予祝する特殊神事「御鍬神事」が氏子神役の奉仕により大前に奉納されます。

【厄除大祭】
今年厄年の人が一年間無事に平穏に過ごせるように、祈願する祭事です。なお、祭典では約1300年の歴史を持つ獅子舞神事も執り行われます。さらに祭典終了後には、一年間の邪気を祓い無病息災を願う「大的弓の神事」が外拝殿前にて執り行われます。

【粥だめし】
今年の豊凶を小豆粥にて占う「粥占神事」のことで、祈年祭に先立ち執り行われます。竹筒を小豆粥の中に入れ、内に詰まった米粒により稲作を、小豆により畑作を占うものです。早朝に、斎館にて執り行います。

■その他

一般に男25歳、42歳、女19歳、33歳が最も厄難の多い年齢とされ、その前後3年を前厄、本厄、後厄とし、男42歳、女33歳を一生の内の大厄としております。そこで厄年にあたる年頭に祝をする風習が昔から広く行われており、それ を厄除祭、あるいは厄祓いと呼んでおります。
また、同じく還暦(61歳)、古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)の年祝も合わせて一層の長寿を祈ります。