「歌川広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版」


■開催日時

2017年2月10日(金)~3月28日(火)
※会期中無休

■内容

日本橋から京都まで実際に旅行したように感じさせる東海道五拾三次を「保永堂版」(ほえいどうばん)と「丸清版」(まるせいばん)二つ同時に展示し、2つの構図で見て頂けます。同じ宿場町でも版元により構図が異なります。また大正時代と現在(平成6年6月~9月)を撮影した宿場町の様子も合わせて展示されています。また、今回は浮世絵版画の製作段階を順に追って見ることが出来る貴重な展示もあります。木版画は、絵を描く絵師・版木を彫る彫師・紙に摺る摺師のチーム歌川のような技術師達の合わせ技によって完成します。是非、観賞される前に廊下のガラスケースに展示してある摺る工程を見てから作品をご覧になってみてください。絵と技術の両方を楽しめます。大変見応えがありますのでお時間をたっぷりとって足を運んでくださいね。