特別展「峯入~山岳霊場を歩く」

■開催期間

令和2年7月18日(土)~8月30日 (日)
※会期中無休

■開催場所

交流棟大ホール

■内容

紀伊半島中央部を南北に走る大峰山脈は、標高千数百m級の急峻な山々が連なり、山岳での実践行を重んじる修験道の根本道場として古くから開創された山域です。この南北に連なる峰々の山稜を結ぶ道を大峯奥駈道と呼び、苦行を重ねながら踏破する「奥駈」あるいは「峰入」の舞台となっています。道中には七十五ヶ所の行場「靡」があり、歴史上多くの修験者が修行を実践しています。この大峰山脈の北部を「吉野」、南部を「大峯」と呼び、平成16(2004)年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録されました。
 本展では、吉野と熊野本宮大社を結ぶ約80㎞におよぶ大峯奥駈道の景観および峯入を実戦する熊野修験の姿を紹介するとともに、役行者ゆかりの地として、平安時代以降、サクラをご神木として植えられた結果、一目千本と称されるまでにサクラの名所となった吉野山の景観を写真で紹介します。

【入場】無料

☆詳細はこちら→https://kumanokodocenter.com/exhibition/200718-1/

基本情報はこちら