彫刻家二人展「彫刻のMétier」

■開催日時

 ~2021年11月21日(日) 午前10時~午後5時 ※新型コロナウイルス緊急事態宣言による休館に伴い会期を変更しました

■開催場所

特別展示室

■内容

奈良県吉野郡出身で現在は千葉県我孫子市在住の彫刻家島久幸さんと沼尻昭子さんお二人の彫刻展を開催します。
 立体芸術というものを、東紀州の方々、子供たちにも、身近で体感していただける機会です。

 お二人は、東京藝術大学在学中、欧米の美術を巡る旅を敢行するなかで「芸術は時代を映す鏡である」という言葉を実感、今、この時代に自分ができることについて深く考えたそうです。
高度経済成長期、オリンピック、大阪万博、バブル崩壊・・
島さんがたどりついたのは、幼いころの原風景、町のあちこちに井桁積みにされたスギやヒノキ、切り出す音、削りだす香りが、蘇ったのだそうです。

 そんな原風景を心に抱きながら創作を続ける彫刻家の作品に、尾鷲ヒノキをほこる当地でふれていただけます。

【Metier(仏語)  絵画、彫刻、文学などで作者の持つ専門的な表現技巧、専門技術

■その他