2022年4月17日(日)、員弁町 水谷家にて「コノハナザクラコンサート」が開催されました。
員弁町の水谷家には、1つの花に花びらが約20枚もある八重咲きで、めしべが2~4本ある花が6~7割占めるという特徴がある「コノハナザクラ」があり、いなべ市指定天然記念物となっています。
伊賀上野からアイリッシュハープ奏者の重住真那(まな)さんを迎えて、満開の「コノハナザクラ」の下でコンサートが催されました。
ピアノの先生をされている真那さんのお母様 亞也(あや)との親子でのピアノ二重奏や、真那さんのピアノの伴奏で亞也さんがオペラを独唱されるなど、世界の情勢を鑑み、世界に幸せを届けたいという思いから祈りを中心とした曲を披露されました。
コンサートのメインである、真那さんのアイリッシュハープでは、アイルランド民謡やジブリ、春や桜にちなんだ曲など全18曲を奏でてくださいました。
小学校4年生からハープをはじめられた真那さん、アイリッシュハープは桜の木から作られているとのことで、親でもある桜の木の下での「ふるさと」の曲は昔を懐かしむ思いがこみ上げてきました。
また、桜はコノハナサクヤ姫の化身とのことで、淡い桃色の「コノハナザクラ」と真っ赤なツツジのコントラストの中、花びらがが舞い降りたような神秘的な音が響き渡りました。