2023年4月22日(土)・23日(日)、北勢町垣内「賀毛神社」にて『第5回 地域の歴史を知る会』が開催されました。
今回のテーマは「治田村の戦中・戦後~本土決戦のための弾薬箱~」
戦時中は本土決戦に備えて、治田村を中心に員弁郡の各地に大砲の弾(たま)が入った弾薬箱が隠してあったとのこと。
敗戦後は占領軍が来て処理しましたが、今でも空箱は残されており、大方は阿下喜・治田・石槫・丹生川に多かった様ですが、西藤原小学校に残っていたのは衝撃でした。
当時は六石に爆弾が落とされ、藤原町坂本でもアメリカ軍機からの機銃掃射があったりと各地で被害が頻発していた様子、
四日市や桑名も空襲に遭い、東の空が真っ赤に燃えていた話なども、映像や実物資料を用いてお話いただきました。
また、3歳の時に長﨑で被爆された桑名在住の方も駆けつけ、記憶にはないけども戦争のことを語り継ぐことの大切さをお話下さいました。
偶然にもアメリカ出身の「日本大好き、賀毛神社大好き」という方々も参加されており、賀毛神社の民上さんからは
「戦争になったら、こんなにいい人達とも殺し合いをしないといけない。どの国も仲良くし、平和の大切さ」
を訴えられました。

※次回の第6回目は5月13日(土)・14日(日)、テーマは「奉安(ほうあん)殿(でん)と被爆(ひばく)梵鐘(ぼんしょう)」です。
 時間は14時~15時半となります。
参加費 300円
※どちらも同じ内容で開催します。
 土曜日または日曜日をお選びいただき、お申し込みください。
【お問い合わせ・お申し込み】
TEL 0594-72-3443
TEL 080-3634-8421(賀毛神社 民上)