特別展「カツオ一本釣り漁船にエンジンがついた!はじまりは伊勢・市川造船所」■

■開催日時

~2024年4月7日(日)

■開催場所

海の博物館 特別展示室

■内容

伊勢市大湊は、古来より造船の町として知られていますが、明治39(1906)年~41(1908)年にかけて日本最初の動力付き漁船「冨士丸」や三重県初の動力付き漁船「南島丸」が建造されたことはあまり知られていません。今回の特別展は、江戸時代、元禄年間(1688~1703)の創始で、昭和53年頃まで大湊において、数多くの船を造り続けてきた旧市川造船所が残したカツオ一本釣り漁船関係の図面や写真資料を展示紹介します。日本各地の鰹漁などに大きな影響を与えた「冨士丸」、県内の鰹漁船の先駆けであった「南島丸」、その後に市川造船所で建造されたカツオ漁船にかんする資料を展示することで、漁船の動力化の始まりと発達について理解を深めてもらえる特別展です。

主催:伊勢市、鳥羽市立海の博物館

■関連イベント

「ミュージアムトーク&焼玉エンジン動画鑑賞」

講師:伊藤政光(鳥羽商船高等専門学校名誉教授)

   平賀大蔵(鳥羽市立海の博物館館長)

日時:令和6年2月24日(土)、3月23日(土)

   13時30分~14時30分

参加:無料(要入館料)