「笛吹橋」のご紹介


■内容

熊野市には観光”名所”の影で光る興味深い逸話が沢山あります。8月はお祭りが盛りだくさん! 熊野市へお越しの際は”名所”から一歩踏み込んでディープな熊野のそぞろ歩きも楽しんでください。

「笛吹橋」
JR熊野市駅から徒歩約10分、鬼ヶ城西側入り口から徒歩約15分、川沿いに昔ながらの生活感が残る西郷川にかかる橋です。昔々、この地域を荒らしていた鬼が、熊野灘に迫り出す荒々しい岩場を隠れ住処にしていました。人はそこを「鬼の岩屋」(今の鬼ヶ城)と呼び、大変恐れていました。鬼退治の命を受けた坂上田村麻呂が見事にこの鬼を退治し、勝利を祝って笛を吹き太鼓を叩いて渡ったといわれる橋が「笛吹橋」です。よく見ると、欄干が笛のデザインになっていることに気付きます。逸話を知るとちょっとおしゃれに見えてきませんか?ちなみに、退治した鬼の首が埋められたのが「大馬神社」。鬼ヶ城→笛吹橋→大馬神社へと、つながる逸話を辿ってみるのも興味深いです。

【笛吹橋】JR熊野市駅から徒歩10分。
熊野古道 松本峠(西側)登り口目の前。
【鬼ヶ城(東口)】JR熊野市駅から徒歩30分。
レンタサイクル、路線バスもあります。
途中、熊野古道 松本峠を越えて行くルート(約1.5時間)も人気です。
【大馬神社】JR熊野市駅からレンタサイクル(電動)で約30分、車で約20分。
コミュニティバス「清流・那智黒石の里線」大馬谷口下車の後、徒歩約40分。

※町歩きのガイドの手配もできます。
お問合せは紀南ツアーデザインセンターまで!!
古民家を改装した素敵な休憩所・イベントスペースです。
TEL:0597-85-2001
住所:熊野市木本町517-1