三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート!」2012年5月20日放送

5月3日にオープンしたてながら、すでに大人気!
日替わりシェフが作る、地元産の野菜や食材を使った料理が大好評!
シェフもメニューもお茶も、毎日変わります!

今回ご紹介するのは、多気町丹生にある『ふれあいの館』内に、5月3日にオープンしたばかりの、『日替わりシェフキッチン サラダボール』です。
『日替わりシェフキッチン』とは、調理経験のある人や料理人好きの主婦などが、レストランにシェフとして登録。
日替わりで料理を提供するというシステムです。


『サラダボール』を企画・運営する、地域資源バンク『NIU』の西井勢津子さん

西井「農業を含む地域資源を、もっと活用したことを応援したいと思っていたところ、『ふれあいの館』が、4月から改装・リニューアルされることになり、指定管理をしている川原製茶さんから、食堂の相談受けたのがきっかけです。
そこで、地域の人たちが関わることができ、かつ、お料理が得意な人が集まれるということで、地元の食材を使った『日替わりシェフキッチン』を提案しました」


この日のシェフを務めるのは、『元丈の里ゆめ工房』のみなさん。
丹生と同じ多気町内の波多瀬という地域で、地元の米粉をつかったお菓子の開発をしている、ゲンキなお母ちゃんたちです。

『元丈の里ゆめ工房』の詳しい情報はこちら


シェフとして登場するのは初めての『ゆめ工房』のみなさん、開店時間に向けて大忙し。

「みんなでこのお店を作っているので、シェフさんが大変な時は盛り付けなど、手伝うようにしています」と、『NIU』のスタッフさん。

シェフが気持ちが良く仕事ができ、お客さんにも楽しんでもらう…ということを心がけているそうです。


こちらがこの日の『ゆめ工房』のランチ。
冷たい豚しゃぶには、オリジナルの糀のソースがかかっています。
唐揚げはウドや切り干し大根、そしてなんとネギ坊主!

米粉を使ったデザートは、お茶が使われています。


そして『サラダボール』のもう一つの特徴は、こちらも日替わりで提供されるお茶。
この日はなんと新茶でした。


『サラダボール』に食材を提供している、地元のトマト農家の森田さん。
森田さんが作ったトマトは、『サラダボール』がある『ふれあいの館』でも販売されています。
西井さんは、『サラダボール』の運営を通じて、生産農家のみなさんとの繋がりも、深く強いものにしようと思っているそう。

今後は、日替わりシェフのみなさんと、生産者のみなさんとの交流会も開催していく予定。
それが新しい地域の特産品や名物料理の開発、そして生産者のやり甲斐づくりにつながれば、と期待しています。


生産者とシェフ、シェフとお客さん。
「おいしかったよ」の声で繋がる、地域の絆。
『日替りシェフキッチン サラダボール』の取り組みは、丹生をさらにゲンキにしていくに違いありません!