企画展「英国自動人形展オートマタ・アナログの美」

■開催日時

2018年8月3日(金)~9月30日(日)
【開館時間】9:30~17:30(入館は17:00まで)
※会期中無休

■内容

オートマタとは西洋のからくり人形のことで、それらは木材・紙・針金・真鍮など身近な素材を用いつつ、高度な技術によって生み出されます。なかでもイギリスの作家ポール・スプーナー(1948~)は現代を代表するオートマタ作家として活躍し、世界的に高い評価を受けています。彼の作品は、皮肉やユーモアをこめた日常の不条理がテーマとなっており、愛嬌ある見た目とは裏腹に深いテーマ性を秘めています。そしてオートマタの仕組みは一見単純に見えますが、実はその仕組みがスムーズに機能すること自体が一つの奇跡と言えます。本展はこのポール・スプーナーの作品を中心に、マット・スミス、キース・ニューステッド等の手によるオートマタ、さらに関連作家の参考作品など、合わせて約140点をご紹介いたします。ユーモラスな人形たちの表情や動き、アナログ的な仕組みの面白さなど、魅力あふれる作品の数々をお楽しみください。