三重テレビ『ハピ3!』2012年6月9日放送

通常、時期の違うヘイケボタルとゲンジボタルが一緒に見られる、貴重なホタルまつり!
まつり当日は、ほたる篭作りやアマゴ釣り大会が行われ、屋台も出ますよ!

ハッピーな休日のお出かけのお手伝いをさせていただく、『ハピ3!』のコンドウです。
今回ご紹介するのは、大台町弥起井地区で6月16日に開催される『第4回ヤキイホタルまつり』でございます!
川辺に舞うホタルの幻想的な光が楽しめるイベントで、会場となるのは『やきい螢の郷公園』。 

三重県多気郡大台町弥起井

※まつり当日は『道の駅おおだい(多気郡大台町佐原663-1)』から係員が『ホタルまつり』会場まで誘導(15時と18時半の2回)
『ヤキイホタルまつり』の詳しい情報はこちら


左:大台町弥起井地区 前区長 田中俊夫さん
右:やきい螢の郷公園 実行委員会会長 余谷文義さん

田中「この辺りは、以前はずっと田んぼだったんです。『蛍の郷』にしようということで、みなさんで池を作ったり水路を作ったり、整備してもらったんです」

余谷「ここは他のとこと違って、(本来見られる時期の違う)ヘイケボタルとゲンジボタルが一緒に出てくるんです。子供さんたちでも、手元に小さい螢を捕まえることができますよ」

日本には50種類ほどのホタルがいますが、発光するのはゲンジボタルとヘイケボタルの2種類のみ。
ヘイケボタルのほうが体長が長いそうなので、その違いを楽しむこともできますね!


『やきい螢の郷公園』の桟橋などは、地元のみなさんの手づくり。
皆が集える公園にしようと、地域で協力し合ったのでございます。

また、ホタルを買うのではなく、ここで育てていこうとの想いから、ホタルの餌となるジャガイモも、地域の人たちが持って来てくれるのだそう。
まさに地域が一体となって、ホタルを育てているんですねぇ。


『ヤキイホタルまつり』のスタートは午後3時。
ほたる篭作り体験や笹舟作り、プールを利用したアマゴ釣り大会が開催されます。



こちらのほたる篭の素材は、なんと大麦。
曲げやすく折りやすいことから、ホタル篭の素材として使っているのだとか。

他にもホタル弁当や野菜の販売、夜店などもあり、ホタル観賞以外も楽しめますよ!


左:大台町弥起井地区 副区長 吉田澄男さん
右:大台町弥起井地区 区長 中村則男さん

中村「実際のホタル鑑賞会は午後7時頃からですので、それまではまつりを楽しんで下さい」

吉田「ホタルを鑑賞する際に注意して欲しいのは、写真の明かり、ストロボ、懐中電灯の明かりなど。ホタルを減らさないために、ホタルが嫌う行為には気をつけてくださいね」


当日は、『道の駅おおだい』から係員が『ホタルまつり』会場まで誘導してくれるそうですよ!(15時と18時半の2回)

まつりが開催される頃には、あじさいも見頃となるそうなので、是非みなさんでお出かけ下さいませ!