三重テレビ『ゲンキみえ生き活きレポート』2024年3月10日

「これまで知らなかったカフェや喫茶店に立ち寄り、松阪の良さを再発見してほしい」
という想いから、松阪商工会議所と松阪市観光協会が市内の店舗を紹介するマップを発行!
ガイドマップは広域と市街地の地図上で店舗所在地を表示し、店舗やメニューの写真を載せていて市内で配布されています!
これまでにも飲食店など7種類のガイドマップを発行しており、今回も制作担当者のこだわりや工夫が生かされています!

松阪市に来ています!
今回ご紹介するのは、こちら!『まつさかカフェめぐりマップ』。
名前の通り、松阪市内のお店が掲載されているんです。
まずはさっそく、掲載されているお店に行きましょう!

 

チョイスしたのは『カブクノニカイ』というお店。
建物の2階にあるお店なんでしょうか。
『カブクノニカイ』発見!
本当に2階にあるんですね。

 

とてもオシャレな店内ですね!
こちらのコンセプトは何でしょうか?
『カブクノニカイ』店長の小黒裕奈さんにお聞きしました。

 

「今、入ってきた入口からもわかるとおり『大人の隠れ家』がコンセプトになっております。
鉄の扉が多分ちょっと開けるのに勇気がいるかなと思うんですけど、その勇気を出した人だけが2階からの景色を楽しんでいただけるという感じですね」

 

『カブクノニカイ』の人気メニューは『だしおにぎりセット』660円。
小黒さんの嫁ぎ先はなんと鰹節屋さん!

「かつおぶし屋の嫁になったからには、お出汁をかつおぶしでとってみようと。
結婚してからお出汁を引くようになって、そこからお出汁に興味が出てきて、おにぎりをしようとなった時に、お出汁で炊いてみようとなりました。
手前が『おかかマヨ』で奥が『かつおぶしまみれ』というおにぎりです」

他にもこんぶ、しゃけ、まぜごはん等から選ぶことができます。
おにぎりを噛んでいると、出汁の味が口の中に広がります!
これは美味しい!

「オープンしたのは去年の5月です。
2階ということもあり、お客様に知っていただくのが難しいため、ぜひ掲載してもらいたいと思いました。
マップ見て来たよという方もいらっしゃいますし、うちのお店にも置かせてもらっているので、持って帰ってる方も結構沢山いらっしゃいます。
マップ片手にカフェからカフェへ歩いて移動してもらったり、はしごカフェみたいな感じでしてもらえたらいいかなと思います」

 

『まつさかカフェめぐり』マップを制作したのは、松阪商工会議所のみなさん!
中小企業相談所の尼子寧々さんにお話をうかがいました。

「『まつさかカフェめぐりマップ』は、昨年令和5年の11月1日に完成し、一般配布しています。
ありがたいことにご好評をいただきまして、今年令和6年の1月に増刷しました。
掲載されているのは、松阪市内のカフェや喫茶店で、新しい店舗から昔ながらの喫茶店まで幅広く掲載しています」

 

「マップに手にとってくれた方に親しみを持っていただくため、商工会議所の若手メンバーがモデルとして活躍しています。
ご覧いただいた方はそちらも注目していただけるといいかなと思います」

 

「私は打合せの段階から、どのような構成でいくかっていうのを話し合 いに参加させてもらって、当日の撮影に参加させていただきました。
5年くらい前に『甘っぷ』を担当させていただいたこともあり、その経験を活かして、アドバイスをさせていただいた部分もあると思います」

と、中小企業相談所の山縣彩さん。

「私はモデルとして出演させていただきました。
いい経験にはなりましたが、とても緊張したのでロボットみたいな感じでした。
地元・松阪出身なので、こういうお洒落なお店もいっぱいあるっていうのを、自分も知ることが出来てすごく嬉しかったですし、地域の皆さんに愛されるようなそういうお店になっていただきたいなっていう思いがあります」

総務部の楠谷秀斗さん。

 

「掲載されていたね、と、親近感が湧いて良いねというコメントをもらいました。
こういうのがあると行ってみるきっかけにもなると思いますし、地域の活性化にもつながったと思います」

中小企業相談所の植杉将己さん。

「今回はカフェマップでしたが、これから他の職員の方たちにも、こういう撮影の経験とかも出てくるとと思うので、そういう人たちに『こんな企画があったよ』と言えたらなと思っています」

総務部の中西優佳さん。

 

次にお邪魔したのは、松阪市下村町の『お菓子工房M・ちーずんカフェ』!
就労継続支援 B 型事業所として、福祉施設を利用する利用者35名 のパティシエがお菓子作りに携わり、一つ一つのお菓子に『美味しいくなあれ』の思いを込めて作っています。
さらに150か所以上で、出張販売や注文販売もしているそうです。

 

クッキーだけで、なんと34種類!
最初は10種類からスタートし、13 間毎年新商品の開発を行い、34 種類まで増えたとのこと。
たゆまぬ努力ですね。

 

『ちーずんのおやつ(ベイクドチーズケーキ)セット』はホットコーヒー付きで400円。
クリームチーズにホイップを加えることで、あっさりした味わいに 仕上げています

 

「女性のお客さんが多いですが、男性のお客さんも来て下さってますし、小学生や高校生までのお客さんもたくさん来て下さっています」

「まつさかカフェめぐりのマップを見たと来て下さる方もお見えでした。
多くの方に知っていただくきっかけとして、本当にありがたいです」

スタッフの、川嶋さん、西山さん、池井さん。

 

さらにもう一軒、『韓国カフェSEMO』!
韓国の定番のキンパ、ハニーバターや、トッポギ、ニャンニョムチキン、ラポッキやホットクなどを提供しています。
『セモランチ』は1280円。

 

石橋真弓さんに、このお店のコンセプトをお聞きしました。

「もともと韓国ドラマやK-POPが大好きだったというのがありますが、コロナ禍で韓国には行けなくなり、アイドルのライブにも行けなくなり、韓国と繋が繋がれる場所がなくなってしまいました。
そこで自分でつくろうと、このお店をオープンしました」

 

『いちご大福ホットク』650円。

「韓国の屋台で評判の『ホットク』です。
韓国ではアイスクリームなどは乗っていなくて、手で持って食べ歩くスタイルです。
当店では上にアイスクリームや生クリームをトッピングして、可愛く仕上げました。
一般的なホットクって中にチャプチェが入ってたり、黒糖が入ってるものが多いのですが、こちらには、白あんが入っています。
生地も全部手作りで上にかかっているイチゴソースも自家製です」

カリカリで中はもちもち!
日本と韓国のコラボレーションです!
イチゴの酸味が合いますよ。

 

甘いもののあとには、ぜひ『オミジャ茶』500円を。
『オミジャ茶(五味子茶)』とはは伝統的な韓国茶の1つ。
『酸味・苦味・甘味・辛味・塩味』の5つの味が含まれていて、飲む人によって感じる味が変わるそうです。
ちなみに、甘く感じるのは老廃物が溜まっているからだとか。
健康チェックができるお茶なんですね。

「このお店はSNSでしか宣伝していなかったので、もっと幅広い層のお客様に来てほしいとの思いから、掲載していただきました。
松阪の緑茶を使ったホットクなどもあるので、松阪を知ってもらうきっかけになればいいなと思っています。
日本人だけでなく、海外の方や、たくさんの方に松阪市を知っていただきたいですね」

と、石橋さん。

 

「掲載した店舗さんからもありがたいことに、『掲載して良かった』という声をいただいています。
マップを持って、全部の店舗をまわってみるという意気込みでお店に行っている方もいるそうで、本当にありがたいです。
これからも商工会議所の取り組みを通してたくさんの人に、松阪市の良い所を知ってもらい、たくさんの人に来てもらい、賑わいのある松阪市のまちづくりに関わっていきたいと思っています」

と、尼子さん。

『まつさかカフェめぐりマップ』は松阪商工会議所、松阪市観光協会のHPから、ダウンロードも可能です!