こちらは尾鷲市です！
まだ間に合う夏休みの自由研究！・・・というわけで、尾鷲の特産品の一つ、塩を作る施設に行ってきます！

こちらがその『もくもくしお学舎』。
廃校となった小学校を、加工場として再活用しています。

『もくもくしお学舎』の尾上和寿さんに、この施設についてお聞きしました。

「道を挟んだ所に、海洋深層水を取水する施設があり、そこで採れた綺麗な海水を使った塩作りを行っています」

こちらが『みえ尾鷲海洋深層水アクアステーション』。
水深415mから組み上げられた『海洋深層水』には身体に必要なミネラルが多く含まれており、この深層水を使って塩を作っています。

そこで、こちらの『もくもくしお学舎』にて、塩の製造を見学！
もともと保健室だったところを改造したのが塩作りの製作場所。

『もくもくしお学舎』は清浄性を重視し、綺麗な海水を使うことが条件。
真空釜で海水を煮詰めて作る、昔ながらの製法です。

海のミネラルもそのまま残るため、『やさしくまあるい味』に仕上がります。

こちらはどんどん煮詰めて濃くしていった『かん水』。

ちょっと舐めると・・・

「カラッ！！！！」

実はこちらは塩分濃度18%。
海水の約5倍の塩分が含まれています。

更に煮詰め、塩分濃度が26%を越えたあたりから塩の結晶化が始まります。
その後、分離器にかけて塩を取り出し、乾燥させればできあがりです！

『もくもくしお学舎』では、手作りの塩と尾鷲の特産品を使った商品を製作。
道の駅や宿泊施設のほか、『もくもくしお学舎』のHPなどでも販売しています。

『もくもくしお学舎』の製塩施設は、予約をすれば見学可能！
まだまだ夏休みの自由研究に間に合いますよ！